kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

大学病院で色々測る。そして思い出す。

先日は対面の診療のみ。

本日は頭部MRI、脳波を含む測定あり。

 

結果的には、今まで診てもらっているクリニックの先生と同じ見解だそうだ。重いてんかんではなく、薬で抑えられる程度との事。お薬手帳を見て、先生的には量が多い印象とのこと。まあ、この量に行き着くまで色々あったからなー、精神状態が良くなく異なる薬を処方してもらったり、発作が起きたり。発作については、今は落ち着いているから多く見えるのだろう。

 

先日行った時も言われたのだが、今後の方針を決めなければ。大学病院に通うか、クリニックに通うか。前回先生には測定結果で考えますと言った。でも答えは決めていた。測定結果次第で言い方を変えるだけ。

今までのクリニックへ通おう。

理由は幾つかある。大学病院だと通いにくい、病状が悪化しても頻度を上げて行きにくい。でも一番は大学病院へのトラウマ。あの空気、行き来するベッド。前妻のところへ通っていた時を思い出す。先生も病院も悪くない。ただ個人的な理由。

検査結果を見た時、脳波は何度も測って見慣れているが、頭部MRIが辛い。前妻のことを思い出す。

 

前妻の病名は急性肺血栓塞栓症だった。肺に酸素が行かず、脳へも酸素が供給されなくなる。この脳への酸素供給時間が命を分ける。お医者さんたちにとってはもっと色々あったのかもしれないが。肥大化する心臓を一時的に人工心臓へ付け替え血栓を取り出すとか。←心臓の手術ということで、成功率の問題で同意書を書かされたが、その時は「どうでもいいから早くしてくれ!」としか思っていなかった。その手術が上手くいっても、今度は脳への酸素供給時間について説明される。そこで頭部MRIだ。今思えば自分のと全く違う。前妻のは真っ白だった。酸素がほぼいっていなかったことを示す。先は長くないと言われた。命をつなぎ止めてもその先は・・・とも。

 

前にも書いたな、この内容。そんな事で、大学病院には辛い思い出が多すぎる。正直に先生に伝えたら理解してくれた。後ろにいた助手?研修医?の方もうなづいていた。

突発的に発作が起きて救急車を呼ばれない限り、来ることはないだろう。お昼を大学病院横の中華料理屋さんで「トマトとたまごのチリソース定食」ほんとはトマトとたまごを炒めた奴が良かったけど、残念無かった。

美味しかったです。ご馳走様。

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