kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

ただ耐えることが出来るようになっただけ。

未だ続く日課

前妻の遺影に向けて「行ってきます」「ただいま」。

返事は無い。無言の笑顔。

 

遺影の横にある写真を見る。

結婚式や様々な旅行の写真。

蘇る思い出。

見なきゃいいのに。

置かなきゃいいのに。

片付ける気になれない。

データとしてPCに保存しているのに。

 

悲しい気持ち。深いグリーフな状態に陥る。

そんな気持ちを書き出すことでケアになればとブログにしている。

 

涙ながら書くブログ。

こんな時は前妻の夢を見ることが多い。

そして大泣きして起きる。

たまには笑顔にさせてよ。

いや、自分の気持ちが夢に現れているだけだ。

笑顔にならないといけない。

理想は、無理にではなく、自然に。

 

誰かが言っていた。

「乗り越えたんだね。」

違う。乗り越えるものではないんだ。

そもそも乗り越えてなどいない。

 

これも誰かが言っていた。

「ただ耐えることが出来るようになっただけ。」

こちらの方が近い気がする。

何のセリフだっけ?

 

自分が進む道に前妻がいる。

過去にしたくない。(FF8のスコールじゃないけど)

でも引きずるわけでもない。

 今は一緒に連れて行っているけど、それで良いじゃない。

 

いつか気持ちが変わるかもしれない。

 

脳とはすごいもので、その環境に合わせ体調や考え方、物の見え方・感じ方を変えてくる。

今まで、

 ・呆然とする

 ・泣く

 ・しかるべきこと(家族や会社へ)を行う

 ・泣く

 ・気を遣う

 ・泣く

 ・ぼーっとする

 ・記憶の欠如(何かしている形跡はあるが記憶ない)

 ・休む

 ・倒れる(発作が起きる?)

 ・休む

 ・会社に復帰する

〜色々省略〜

 ・急に新しいこと(バイオリンやテニス)を複数始める

 ・体調が安定する

 ・思い出したかのように体調不良(精神的に)になる

〜色々省略〜

 ・少し体調が安定する

 ・婚活を始める

 ・まあまあ体調が安定する

 ・体調不良になる←今

みたいな変化があったが、今思うと不思議な感覚だったことも多数。

少なくとも波があるのは確か。大小があり急な変化でもある。

この先どういう変化があるか分からない。

 

前妻に対する気持ちは今も変わらない。

でも、以前のように心を無にしないと前を向けない訳ではない。

おそらく耐久性が上がったのだろう。

 

今はそう思う。