最近のバイオリン練習は悩みが多い。
壁にぶつかっているというか。
前にもぶつかっていたけど・・・。
新たな教本(音階集)に入ってから音階練習がハードになった。
十六分音符のスラー(一度の弓で何音も弾く)で指が追いつかない。
移弦も上手くいかない。
音もかすれる。
原因はなんとなくわかっている。
・音が変わる時に指を離しすぎてジャンプする
・ボウイングが下手
・だんだんコマ側(手前側)に弓がよる
・弦と弓が直角に弾けてない
コマ側に寄ってしまうのは自分でもわかっていたが、先日先生にも指摘された。
ですよねー。
兎にも角にも基礎がなっていない。
全部基礎だ。
ボウイング練習を繰り返しするしかない。
そんな自分でも少し誇れるのは毎日(ほぼ)練習していること。
サイレントバイオリンだから出来ることだし、実は近所迷惑かもしれないが、
15分でも触るようにしている。
自分は下手だ下手だと思ってしまうのはモチベーション上もよくない。(下手だけど)
下手だけど楽しい!
と今だに思えるのは凄いことだ。
やっぱりバイオリンが好きなんだな。
「好きこそ物の上手なれ」ですね。
英語で言うと「Be good at what you like」
先日、気晴らしに昔の音階を弾くと我ながら良い音が出ていた。
ちょっとびっくり。
当時こんな良い音出てたっけ??
今のところ行き詰まったら昔の得意曲を引いたり、コントローラ経由でイヤホンありで弾く。
サイレントバイオリン単独だと弦の擦れる音しか出ない。
電子バイオリンはコントローラを使ってバイオリン特有の胴鳴を再現している。
ホールモードにすることで、まるでホールで弾いているかのような響きとなる(ホールで弾いたことないから知らんけど)。
音が響くと、なんとなく上手に弾けている気がするのだ。
でもあくまで「気がする」程度なので普段はコントローラ無しで弾く。
無しの方が上手くなるという噂もどこかで聞いたので。
新しい教本(曲集)でも新曲は1ヶ月程度でなんとか形になっている。
リズムが分かれば後は練習あるのみ。
ただし移弦や最近だと装飾音とか出てき始めた。
「装飾音」とは通常の音符に小さな音符が付いており、短いリズムで音を鳴らす音。
ててんって感じになる(絶対伝わらない)。
先日のレッスンにて増えた新曲「菩提樹」は見た瞬間に「これは苦労する」と感じた。
三拍子だし装飾音あるしファの#だったのが途中からシとミの♭になってるし。
そして、今更気付いたのだがこの教本のラストには曲の難易度が書かれている。
5段階で表現されているのだが、今までの曲は2.5ばかり。
しかし「菩提樹」は3になっている。
0.5とはいえ難しいには違いない。
相性もあると思うが頑張ろう!
何はともあれ練習を続けよう。
先生にも「毎日触るだけでも違いますよ」と言ってもらえたし、
色んな人が毎日続けていると一年後には上手くなっていると言ってくれる。
一年前の曲を録音しているが今度聞いてみようかな。
そして同じ曲を録音して技術を比較するのも面白いかもしれない。