kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

アコースティックバイオリンを弾いてみた

改めて説明しますと私の持っているバイオリンは電子バイオリン。

ヤマハ製の「サイレントバイオリン」。

重量やら肩当装着可能である事等がアコースティックバイオリンに近い。らしい。

またサイレント効果も強く、消音器を装着せずとも小さい音で練習が可能である。

コントローラ経由でイヤホンを装着すると胴響ありのような音で弾く事もできる。

とは言え、実際のアコースティックバイオリンを弾いたのは体験日の時だけ。

なので比較もした事ないし、もはやサイレントバイオリンが通常。

 

一応サイレントバイオリンのコントローラには「ルーム」と「ホール」モードがあり、それぞれの音響を再現することができる。

ホールで弾いたことがないからよく分からないが、より響いて聞こえるので「ホール」が好き。

jp.yamaha.com

 

普段の練習ではコントローラなしで弦の音のみ。

たまに気が向いたらコントローラを接続しイヤホンありで練習する。

さらにはレッスン時もマイバイオリンを使っているので、防音の部屋なのにサイレントバイオリン

自分のバイオリンじゃないとポジションが分からなくなるからね。

 

そんなこんなの日々、先生から「試しに備品で弾いてみます?」とのお声が。

備品。つまりアコースティックバイオリン。

電子バイオリンとどれだけ音が違うのか。

そう思い、次のレッスン時にアコースティックバイオリンで弾いてみることにした。

 

当日。

「今日は備品でお願いします!」

と言うと先生は忘れていたみたいで、

「すぐ取ってきます!」

とかけて行った。

申し訳ない。ここ3階なのに・・・。

すぐにチューニングし、渡される。さすが素早い。

 

ヤマハサイレントバイオリンは重さもアコースティックと同じくらいで、

違和感なく持ち替えられるようになっている。はず。

 

持ってみると見た目よりも軽く感じた。

たぶん重さは同じくらいなのだろう。

しかしサイレントバイオリンはスカスカなので、

比較するとアコースティックバイオリンは重いイメージを持ってしまう。

 

ほんで次は装着感。

たぶん肩当が低い。

普段が高すぎるのか??

顎とバイオリンの間が開きすぎて、顎をいつもよりかなり引く必要がある。

気を抜くと顎が上がり、結果バイオリンの先端が下がる。

ものすごく指が押さえにくい。

 

左指のポジションはシールが貼ってある。

体験版で、一応大人用のサイズだと思うのだが、シールが可愛い。

ニコニコマークだったり星だったり。謎。

いまだノーマークで抑えられない。

しかしこのシールとマイバイオリンの位置は若干違うようだ。

このポジションの修正は、この日には出来なかった。

思い込みに支配されていた。

 

弓と弦の感じはどっちも同じ。と思っていたのだが、全然違う。

なんだこりゃ!

ゆっくり弾くと響くギーギー音。

バイオリンが上手く弾けない時のイメージ音のまんま。

何故??弦も弓も同じ材質ではないのか??

結局わからずじまい・・・。

ただ少し勢いをつけて弾くと良い感じに鳴る。

先生のアドバイスだ。

これぞバイオリンって感じ!

いやバイオリンなんだけどね。

ちゃんと弾けると胴鳴り音が素晴らしい。気持ちいい。

サイレントバイオリンもかなり再現しているとはいえ、本物には比べられない。

 

感想としては楽しい。

使い慣れていないからかなり苦戦したが楽しい。

上手く弾けないけど楽しい。

今後のことを考えるとボーイングの練習もアコースティックでやっておきたい。

そんなお金も防音環境も無いのだが。

いつかしっかりアコースティックで練習したいと思いました。まる。