kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

婚活サイトが引き寄せた出会い

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

 

現在は日常でネットを使った検索や申し込みを行なっている。

身近な趣味で言えばテニスやバイオリン。

最初にやろうと思った時に初心者でも出来るのか。

どこでレッスンが受けられるのか。

行き詰まった時にどうしたら良いか。

何でも出てくる。

 

そんな生活の一部として大きな変革をもたらしたのが婚活サイトだ。

再婚を希望する自分に対して、職場や趣味でも出会いはない。

そんな環境で思いついたのが婚活サイト。

昔は存在は知っていても活用することになるとは全く思わなかった。

何がきっかけで思いついたのか、今となっては思い出せない。

 

活用している婚活サイトでは、容姿、趣味、年齢、居住地、プロフィールといった情報が出ている。

これらの情報をもとに気に入った方にアプローチをし、互いに気に入れば実際に会う。

そして回数を重ねお互いを知っていくシステム。

 

自分としては婚活サイトは出会いのきっかけであり、自分だけでは難しい内容をサポートしてもらう程度の認識である。

そこまで期待はしていなかった。

そんな婚活を数ヶ月行い、何人かと実際にお会いして色々な人がいるな、と実感。

何十人も見ていると、実は趣味やプロフィールは似たり寄ったりであることが分かる。

最悪、じっくり読み直したのか心配になるような文章の人も居たり、貴重なアピールポイントである写真も一枚しか貼っていなかったり(3枚貼れる)と

やる気を感じない人もいる。

高いお金を払って、それは勿体ないなーと思う。

 

似たり寄ったりの文章と記載したが、実際に会うと様々な人がいる。

ぐいぐいと引っ張るタイプや初めて会う日から大きい荷物を持っていて「自分はついでか?」と思わせる人だったり。

毎日、新着登録の人チェックを行い、気に入った人がいれば、コンタクトを取る。

そんな日常に疲れが出てき始めたある日、コンタクトを取ってくれた人が居る。

現在のパートナーだ。

今までの多くが自分からのコンタクトとなる。

そんなに印象悪いか??というくらい相手からのコンタクトが無かった。

この機会、活かさなければ!

と最初に会った日から積極的に動く、喋る。

いや、いつも通りの対応なんだけどね。

というか、初対面の段階で自分を出せるお相手なのであった。

そのせいか、失言失態をしてしまったと思う。

でももっと話したい、もっと情報を得たいとデートのお誘いをしていく。

そして交際に至り現在となる。

 

今も婚活サイトに登録しているが閲覧もしていないし、もう退会する。

ちなみに婚活サイト自体は入会費や年会費がそこそこ必要なだけあって、サポートが手厚い。

また登録している人も真剣度が高い人が多い。

結婚前提ということと、自分の情報(再婚・身長やらのネガティブな部分)を前もって知ってもらった上で

話が出来るのでやりとりが早いのもメリットが多い。

 

 

 

こんな私とパートナーが出会えたのは、同じ時期に同じ婚活サイトに登録したこと。

また、パートナーは婚活サイトを数ヶ月真剣に活用していなかったので、

再度活用し始めたタイミングが合致した、という奇跡が重なったからこそだ(恥ずかしいセリフ)。

私とパートナーの絆はネットをしていたから出来たものであり、

インターネットが繋げてくれたものだと思っている。