仕事で後輩の指導方法は誰もが考えさせられることであろう。
最近教育資料を作成しているので教育しているイメージを思い浮かべる機会が多い。
一応マイルールを持っているので整理してみた。
・打合せで後輩と一緒にやった内容はそれとなく名前を出す。
責任を押し付けるわけではなく、ちゃんと後輩も関わっているというアピールを上司や他の同僚にするためである。
これは完全に先輩の影響。
先輩がちらほらと名前を出してくれているなーと感じたことがあり、その時嬉しく感じたから。
・後輩からの質問はたとえ同じ質問であろうとも「分かるまで聞いてくれ」というスタンスを持つ。
これに関しては、自分で考えさせるためにも「二度言わせるな」という反応もアリだと思う。
先輩は「この前言ったでしょ」と言うタイプ。
しかし自分がされると次に質問しづらくなってしまった。
そのため質問しやすい環境を作ったほうが心労的にも良いと考えるようになった。
だから自分は分かるまで聞いて欲しいと思う。
また何度も聞かれるのは教え方が下手であるかもしれない。
教え方や自分の理解度の確認のためにも聞いて欲しい。
・指導は道を示すイメージ
アリシアさん曰く、
「『違う』『違う』と叱り続けていたら、アリア社長は間違えるのがだんだん怖くなって、最後には身動きできなくなっちゃうと思ったの」
「もし社長と一緒にスイカ割りをするのなら『そっちじゃない』『そっちじゃない』ではなく、『こっち』『こっち』と声をかけつづけるわ。それが私のやり方」
「先輩として後輩を指導する時に、どうしても上手くいかないことも起きる。そんな時つくづく思うの。ああ、教えることと教わることって、実はとっても似ているんだなって」
道を強制するというよりはそれとなく方向を示す感じ。
様々な指導スタイルがあり何が正しいかも分からない。
上司からは、「もっとバシッと決める立場だよ」とちょくちょく言われる。
なかなか性格的に矯正は難しい。
結局のところ、指導される側のモチベーションを上げる方法を考えてたいと思う。