ホラーっぽくて、現代では無くて、海外の映画を観たくて選んだ作品。
詳細は知らない状態。
タイトル:ウィッチ
放映年:2017年
時間:93分
制作国:アメリカ
ジャンル:ホラー
概要:舞台は1630年ニューイングランド。宗教的な理由でウィリアム一家は村から出て、家族で生活することになる。赤ん坊のサムが何者かに連れ去れてから、一家は悲しみと疑心暗鬼に陥り、狂気と崩壊へと進んでいく。
1630年台である中世が舞台。
この時代の服装はベルセルクを思い出す。
特に森の中の暗闇は幽世からの死霊が出てきそう。
何も知らない状態で観ているけど、タイトルからしてホラーかな?
最近は海外の映画観る時は字幕は吹替えかすごく迷う。
今回は吹替えにした。
しかし、最初は声と顔が合わない。
ゲームならともかく慣れるまでが大変。
でも字幕は少し先のネタバレがあるし文字に集中しちゃうしなー。
悩みどころ。
当然、当時のことは知らないが再現がすごい。と、思う。
その時代に引き込まれたみたい。
タイトルからして、魔女が出てくるのか、魔女的な何かか。
物語については下記に感想を述べる。
■序盤
村を出た後、末っ子のサムが居なくなるところから始まる。
いないいないばあであやしている瞬間の出来事である。
そんなバカな!
口から漏れてしまった。
インパクトの強い場面が続く。
犯人は人間か人間ならざるものか。
その後は家族内だけで進む物語。
人間関係が大体分かってくる。
■中盤
魔女狩り的な話が多くなる。
ちょっとイライラする。
魔女は実在するのか、魔女とは何か。
信仰が話に大きく関わるストーリー。
まさに中世ヨーロッパという感じ。
魔女の呪い等超常現象うんぬんは置いといて、信仰や魔女裁判により同じような出来事は実在しただろう。
信仰による凝り固まった一方的な主張。
行われる魔女裁判。
改めて恐ろしいと感じた。
■終盤
急展開。
怖すぎんだろ・・・。
■見終わって
原題は「The VVitch」。
1630年当時はWをVVと書いてたそうな。
監督の1630年代に対するこだわりを感じますね。
映像や風景、衣装も物凄くクオリティの高い作品。
朝、夕と時間がよく変わるが、明るさがリアル。
撮影にはかなりの拘りがあると思われる。
特に光の加減が印象的。
また、若いながらも演技力の高いアニャ・テイラー=ジョイ(長女トマシン役)は、その美しさも相まって、物語に重厚感を与えている。
正直、残された謎も多く、考察サイトも見ないと分からないことだらけだが、どうなるんだ!とドキドキしながら観た作品でした。