何だか左目が痛い。
目を閉じたときだけ痛い。
なんやろか。
まさか、めばちこ??
ちなみに「めばちこ」は関西の方言である。
関東を含め主流は「ものもらい」である。
水曜日あたりに痛みを感じる。
木曜日あたりに痛みが強くなってくる。
金曜日あたりに左目まぶたの左下が赤くなっているのを発見する。
こりゃあ「めばちこ」だと思う。
眼科に行くにも土曜も日曜も休みだ。
行くなら月曜日。
調べてみたら年末だが空いている。
しかし閉まっているため予約も出来ない。
仕方ない。月曜日の朝一に予約しよう。
月曜日。
仕事の合間にネット予約。
午後の診療予約を完了した。良かった。
先生には「めばちこ」みたいなのが出来ました!と言ってみよう。
どう反応するか。
色んなお客さんが居るだろうから(あ~、「ものもらい」のことね)って思うかもしれない。
ついでに、最近「飛蚊症」的な症状が酷いので診てもらおう。
重い病気で無くてもなることはあるそうだが、念のため。
そして、診察の時間・・・。
最初に看護師(?)さんの方による眼圧、視力、利き目検査を行う。
看護師さん:関西の方ですか?
わたし:え?何でですか??(すっとぼけ)
看護師さん:めばちこって書いてあったからね〜。
私は兵庫出身だからすぐ分かったけど、こっちでは「ものもらい」なのよ〜。
わたし:そーなんですかー(すっとぼけ)
想定通りのやりとり。
ちなみに、利き目は「左目」だったが、初めて知った。
そして待つこと20分ほど・・・。
診察の時間。
色々目を診てもらう。
触診やら目の中診たり。
触診時にまぶたが痛い。
先生:霰粒腫(さんりゅうしゅ)ですね〜
わたし:(何だそりゃ)。霰粒腫??
先生:目にしこりが出来て腫れるんですよー。
特に人に移らなくて、痛くなければほっとくと治る病気ですね〜。
ポピュラーな目の病気ですよ。
でも、ご自分で診断してませんでした??
わたし:めばちこだと思いまして・・・
先生:めばちこって何ですか??
わたし:あ、ものもらいの関西の方言でして・・・
先生:ものもらいみたいなものですよ〜
わたし:そうなんですねー
先生:飛蚊症の方は眼底検査するので次のタイミングにする方が良いですね。
眼底検査では点眼して瞳孔開くのに1時間、その後数時間は見えにくくなりますので。
わたし:わかりましたー。ありがとうございましたー!
ということで、霰粒腫はもう痛くないけど、念のため目薬を処方してもらう。
様子によっては年明けにまた行って、ついでに眼底検査をする予定。
調べてみると、めばちこ(ものもらい)は細菌由来。霰粒腫の方は脂腺に脂肪が詰まってできる。共に腫れるから痛いが、由来が異なる。
めばちこは細菌由来なので移るが、霰粒腫は脂肪が詰まっているだけなので移らないということ。
まあ、重い病気じゃなくて良かった良かった。
そして、先生には「めばちこ」は通用しなかった・・・。