タイトル:ハウンター(吹替版)
時間:98分
ジャンル:サスペンス、ホラー
制作年:2014年
制作国:カナダ
概要:とある時間のループを続けている少女。他の家族は誰もループに気づいていない。次第に気づくループ中の違和感。この違和感の正体は何か。ループを越えることはできるのか。
※概要は筆者が書きました。
設定が面白そう。
少々ありがちではあるが。
「ライト/オフ」を観た人へオススメ※Amazon調べ。ってなってたので観てみた。
原題もハウンター。
Hauntで出没するとか絶えず付きまとう、という意味。
Haunted では取り憑かれたような、という意味。
では原題であるHaunterは付きまとう人、と言ったところかな?
どうする!?
どうなる?
かわいそう!
これが序盤の感想。
主人公の少女は1人だけループに取り残されているわけだ。
それはわかりやすい表現だったり、わかりずらいけどループにウンザリしている表現もある。
ルービックキューブを触っているシーンがあるが、そうそう簡単に揃えることのできないものをサラッと全面を揃える事ができるようになっているのは繰り返されるループでの経験によるものと予想される。
また、楽器が物凄く上手に吹けるようになっている。
このように気付きにくいが、様々な仕掛けがあるところもこの映画の面白いところ。
やはり単純なホラーじゃない方が面白い。
サスペンス性が良い感じだね。
強制的にループさせられ奮闘する作品は色々あるが、自分は「オール ユー ニード イズ キル」を一番最初に思い浮かべる。
小説が原作でトムクルーズ主演で映画化もした。
うんざりする程のループ。
ループから出られないし身体的にも成長出来ない。
だが経験だけは成長し、意味がある。
そこが醍醐味であった。
この映画は経験を活かすと言うよりは何故ループしているのか、どうするのか、と言う点に重きを置いている気がする。
何かがおかしい。
いつもと違う。
どうなっている。
とにかく不可解な事が起こっている。
なんとかしようとする。
そんな映画だ。
登場人物は少な目?
と、思ってたけど、似た見た目の人がどんどん出てきて頭が混乱。
設定はしっかりと構成されているのだが難解。
終盤にかけて、じわじわ繋がる物語。
カタルシスすら感じる。
ラストまで観て話に納得した。
思ったよりも難解な物語だ。
推理しながら観ないと置いてかれるかも。
何気ない部分に意味があるので油断ならない。
100分弱だが見応え十分の作品。
とても面白かった。
ネタバレ考察は別のサイトの方にお任せしましょう。