制作年:2019年
時間:89分
ジャンル:サスペンス・ホラー
制作国:アメリカ
視聴方法:Amazonプライム・ビデオ
概要:「覚えているのはネリー・ブラウンという名前だけ。」
彼女が入院している病院は、とあるニューヨークの精神病院。厳しい寮長たち。厳しい生活。ネリーは寮での傍若無人な振る舞いと戦いつつ記憶を取り戻そうとする。
そして、この病院には謎の女がいるそうなのだが・・・。
街からは離れた島にある病院での話。
クローズド状態での恐怖や縛りが強調されている。
サスペンスよりかな。
ホラー感はあまりしない。
その中で行われる、しつけという名の仕置き、拷問、矯正。
寮長たちが嫌すぎる。
とにかく腹立つ。
まだ、まともな人もいるから良いけど、ほぼ地獄。
序盤はそれが辛すぎる。
治療する気のない寮長。
患者と先生VS寮長たち
でもよく見ると衣食住はしっかり与えられている。
その中で行われる虐待。
当時(1887年)の精神病棟では普通なのだろうか・・・。
後半に話は大きく動く。
謎の女の正体。
ネリーに対する先生の感情。
失った記憶と入り乱れる人間関係。
マッドなハウスからエスケーピング。
タイトルまんまですな。
いや、精神面も含めてダブルネーミングか。
見事な俳優の演技。
役をするのが困難な設定ばかり。
見事過ぎて、見るのが辛い。
そういった意味ではオススメとは言い難いが、のめり込んだ作品である。