kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

もう何度目だろうか。ラストオブアスをプレイした。

もう10回以上はクリアした。

今回はマイスペシャルパートナーに見せるためのプレイ。

面白さを伝えたい。

ジョエルの渋さを伝えたい。

エリーの健気さを伝えたい。

 

と書きつつ、本当はテレビでゲーム選挙をやっており、ラストオブアスが入ってなかったのでやりたくなったのである。面白いのに。

 

改めて世界観を説明すると、

病原菌が世界中に蔓延した荒廃した世界が舞台。

コロナのこの時代、大きく売り出せないであろう物語。

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前にも紹介したが、面白かったので、また紹介。

今回もプレイしたのはPS4のリマスター版。

昔の記事を貼ろうと調べてみたら3回くらい貼ってるな。

プレイし過ぎ。

しかも同じようなことばっかり書いている。

他にも映画やドラマでもラストオブアスの話を記事に盛り込んでいる。

好きだなー。

 

そして物語は切ない。

ゲーム自体も、ゲームをプレイした時期も。

ちょっと記事見返したら、情緒の変化が現れている・・・。

今は純粋に楽しんでいるが、昔はちょっとね・・・。

心境の変化はまた別記事にでも。

 

しかし私の記事は誤字脱字が多すぎる。

一応、見返して直すようにはしているのだが、「※追記」を入れて修正していこう。

 

kappii.hatenablog.com

 

kappii.hatenablog.com

 

kappii.hatenablog.com

 

ストーリー、キャラクター、戦闘、映像。

どれをとっても素晴らしい。

しかし、あくまで1人用。

人に見せながらプレイするものじゃないな。

それか初プレイ時に、あーでも無い、こーでも無いと話しながらプレイするか。

隠れながら敵を倒す場面やアイテム収集時はつまらないだろう。

 

それでも勧めたいストーリー。

ショッキングなシーンも多々あるので、一度クリアするとしばらく引きずる。

でもまたやりたくなる。

 

 

少しネタバレを含むかもしれないが、今回はオススメポイントを書こう。

極力避けるが、魅力を語るには外せない部分は書くかも。

 

おすすめポイント

■キャラクターが魅力的

 ジョエル:中年男性。残虐とも取れるくらい徹底。生き抜くために何でもする。鬼。頑固。

 エリー:わりと素直な少女。口が悪い。14歳だが荒れた世界を生き抜いたせいか少し大人っぽい。

 基本的には言うこと聞いてくれる。ごく稀に拗ねる。ジョークが好き。たまに謎の歌を歌っている。

 

 ゲーム中で多くは語られないが、今までの人生による人間性が滲み出ている。

 設定が作り込まれており、キャラクターの言動に表されているのが分かる。

 ジョエルのいつまでも付けている壊れた腕時計とか。よく見る悪夢とか。

■キャラクターの成長

 運び屋として少々(?)いやいや仕事を遂行するジョエルだが、ゲームを進めていくと「仕事」ではなく「家族」としてエリーと旅をしているように見える。

 いやいやだったのは娘「サラ」のことがあったからだろうと勝手に推測している。

 深読みかもしれないが、思い出したくないから、再び同じようなことを目の前で見たくないから突き放しているのではないだろうか。

 本当は良い人なんだよ。

■キャラクター同士の関係の変化

 ゲームの始めジョエルとエリーは初対面。

 「仕事」と割り切りながらも複雑な気持ち(たぶん)のジョエルと無理やり陽気に振る舞う(これもたぶん)エリー。

 段々ジョエルはエリーを家族のように接するようになる。

 エリーも基本的に明るいが、終盤逆に口数が少ない。

 このエリーの変化は未だ理解していないが、確実に心境の変化が現れている。

 「旅の終わり」を感じ取っているのだろうか。

 エリーが一番怖いのは「独りになること」だから。

■ゲーム性

 ストーリーの話ばかり書いているが、もちろんゲーム性も良い。

 多種多様な武器。さらに素材を集め道具(爆弾とか火炎瓶等)も作る。

 敵の倒し方、進め方は人による。

 私は見つからず近づいて倒すステルスが好き。

 弓も楽しい。見つかっていない状態で当たれば一撃。しかも他の敵にバレない。

 さらに矢が折れていなければ回収もできる。

 ちょっと放物線を描くので計算に入れて当てた時はたまらん。

■音楽と映像の一体化

 しっとりした曲が廃墟とあっている。

 夕日や朝日の場面もあるのだが、こちらも良い感じ。

 しばらく聞いちゃう。

 アコースティックギターも良く使われる。

■何気ない会話

 ひたすら「敵を倒して進んで素材を集める」だけではない。

 世界が荒廃し始めたのは20年前。エリーは14歳。

 当然、エリーは廃墟になる前に時代を知らない。

 旅をする中で気になるものを見つけたときに喋り出す。

 それに答えるジョエル。

 エリー「変な時代だったんだね〜」

 雰囲気を明るくしようと喋るエリー。黙ってついて来いと叱るジョエル。面白い。

■洋画のような言動

 エリーの頷き方とか、キャラクター同士のジョークが思いっきりアメリカン。

 洋画を見ているようだ。特にキャラクターがアップになった時。

■仲間の合いの手

 敵の倒し方によっては、仲間が反応してくれる。

 エリー「すごい!」「今度教えてよ!」「この豚野郎!」「酷い!」。エリーは基本口が悪い。

 

 

その他の感想

前にも書いたが、お気に入りのセリフはエリーの「耐えて生き抜け」。

エリーがお気に入りの漫画のセリフ。

前にも書いたが、辛い時に思い出す。

 

ちなみに基本的にジョエルとエリーの旅だが、ほぼアメリカ横断している。

実在する建物や地名があり、調べ上げているサイトも多数ある。

そういった考察サイトを見てみるのも面白い。

ただ「それは違うだろ」と思う考察をしているサイトもあるが・・・。

 

 

やっぱりプレイ後は、長編映画を観た後の高揚感に包まれる。

私はいつもラストオブアスは「プレイする映画」だと思っている。

好きな映画はしばらくするとまた観たくなる。

それに近い。

細かいやり取り。繊細に作り込まれている表情、心境、感情の変化。

これらがそうさせているのではないだろうか。

 

 

ちなみに、私が毎日読んでいるブログ「エムふじんがあらわれた」でも取り上げられている。

また、「ラスト・オブ・アス2」やろうかな。

色々気が重い作品だけれども・・・。

mfujin.blog.jp