kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

グリーフ状態からの脱却への道のりは未知数だ

最近、色んなところで「前を向けるようになってきたんだね」と言われる。

これは前妻へのグリーフ状態からの脱却に近づいているんだね、ということ。

言ってくださっている人たちも完全に脱却できたね。とは思ってはいないだろう。

でも少しずつでも近づいていると思うよ、と言ってくれている。

特に、私のことを理解してくれるマイスペシャルワンダフルパートナーの存在が大きい。

良い人と出逢えて良かったねと言ってくれることが多い。

 

特にクリニックでは脳波検査を担当してくれるおばさまが懇意にしてくれる。

通っているクリニックは3年近く行っているが、初診から脳波検査や血液検査も担当してくれる。

私の心療事情も知っている。

注射がものすごい上手い。

痛みを感じない。

本当に注射してんかい!?ってくらい、スッと刺してくる。

刺しているとこガン見しててもほぼ痛みを感じない。

すげーわ。

この前、脳波検査を行った際、検査するための電極を頭に貼るのだが、数が多い。

ペタペタ貼る時に色々話してくれる。

この際も「いい人と巡り会えたんだね」とか「ゆっくり療養した方がいいよ」とか話してくれる。

 

行っているクリニックは、脳神経内科だが心療内科も診てくれる。

だから選んだのだが。

現在の長期療養中も「こうした方が良いよ」とかアドバイスをくれる。

心療内科方面で。

 

私は周りの人、恋人、家族、友人、同僚、上司とかみんなに恵まれていると思う。

でもクリニックでは心療内科的に「数年レベルで治るものではない。10年とかで考えた方が良いよ」と言われている。

周りの人に少し甘えつつ、時間をかけてゆっくりグリーフケアをしていこうと思う。