タイトル:ポゼッション(吹替版)
上映年:2012年
上映時間:93分
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー/スリラー
概要:妻と離婚し週末ごとに2人の愛娘と一緒に過ごすクライド。ある時アンティークな木箱を購入して以来、次女エミリーが奇行に走るようになった。現代医学では解明できない原因があるのではと独自の調査を開始する。
同名の作品が過去にあるが、それとは無関係。
概要だけだと、なんかちょっとエクソシストとか出てきそうで嫌・・・。
呪い系が嫌いなのだ。
でも観ちゃう。
冒頭によると実話に基づいた映画だとか。
ホンマかいな??
クライドは少し可哀想なお父さん。
母親とは離婚はしたが、交流はあるみたい。
子どもには優しいが、クライドには口うるさい感じ。
子供たちは2人とも活発。
長女は父親に反発気味。でも仲良さそう。
次女は元気いっぱい。
楽しそうとは言わないが、新しい家でなんとかやってけそうな感じ。
何だかホラーとは別の意味で不安しかないよ。
クライドは虫が出ても退治するし、物取り疑惑の時も率先して子ども守るし。
不器用だけど良いお父さんっぽい。
どうやら忘れっぽいのが家族関係悪化の原因みたいだな。
約束の時間を忘れたり、土足厳禁の場所にそのまま入ったりと。
そりゃ、おこられまっせ。
約束は守りましょう。
気をつけようっと。
その辺のガレージセールでお皿を買う時、例の木箱が登場。
そして、次女のエミリーが買っちゃう。
悲惨な目にあった前回の所有者が病院内からチラリ。
ダメと言っているようだが、ただ怖いだけ。
エミリーには残念ながら伝わらず。
ってか伝わったら物語終わっちゃうよ。
開こうとするが全然開かない木箱。
だが、ある時突然開いちゃう。
ようやく物語が盛り上がるのか??
その後じわじわヤバさが出てくる。
エミリーの奇行だ。
行動しながら目の焦点が合ってない。
箱から虫大量発生。
特に虫嫌いな人は要注意。
自分がそうなので嫌すぎる。
その他にも・・・。
エミリーの白い無表情や奇行具合の演技が半端ない。
うまい!
こわい!
やばい!
しかし木箱さんの攻撃方法は少し笑える。
少なくとも二つの能力を持っている。
・念動力系。危険を感じたらとにかくぶっとばす。
・操作系。操れるのは1人までか?
目的は分からんが人を操っている。
操られているのはもちろんエミリー。
段々と、木箱vsクライドになる。
何かあったらクライドの所為にされて可哀想だが、
負けるなクライド!
頑張れクライド!
アービーズー!!(対悪霊呪文)
結論。
エクソシスト系ホラーでした。
大して怖くない。
MRI検査で悪霊が見えるのウケる。
頑張っている父親クライドを応援する映画だった。
なんとなく安心してみられる映画でした。
まる。