タイトル:インシディアス(字幕版)
制作年:2011年
上映時間:103分
制作国:アメリカ
ジャンル:ホラー
概要:一家が新居に引っ越してまもなく、おかしな現象が起こり始める。不審な音、物の位置が勝手に変わる。謎の声。何かが彼らに近づきつつあるが・・・。
しまった。
数行の概要や紹介だと、パラノーマルアクティビティやソウの監督が集結!ってなってたから期待したけど、後からAmazonの長い概要を見ると霊媒師とか牧師とか書いてある。
勘弁してほしい。
エクソシスト系はあまり好きでない。
さて、おどろおどろしいスタート。
これは期待できるかもしれない。
しかし海外の家は大きいねー。
いつもそう思う。
理不尽。不可解。理解不能。
これらが人が恐怖を感じる素なんだろうな。
この映画はじわじわと前面に出してくる。
終盤にかけて怪奇現象がエスカレートしてくる。
霊媒師による退治かと思いきや、ゴーストバースターズだった。
衝撃。
機械や電磁波使っとるよ。
こうなるともはやギャグの域。
変な機械使って笑える。
やはりホラーと言えどミステリー要素欲しいなー。
最後は色んなキャラ出てきてしっちゃかめっちゃか。
終盤の怖さは本物かもね。
ちょっとサイレントヒル。
この映画で響いたセリフ「辛さは自分しか分からない」。
厳密には違うかもしれないが、自分のことは自分が一番知っている。
たとえ理解者が居たとしても、ということ。
本当の辛さは自分にしか分からないと言いたいのかもしれない。
でも幸せにも同様のことが言えると思う。
今感じている「幸せ」は自分にしか分からない。
何の感情にせよ、本当に自分のことは自分にしか分からないのだ。
その中で理解者がいることは限りなく幸せなのではないだろうか。
そういう点では、すでに私は幸せものだ。
フラッシュバックすることはあれど、支えてくれる人がいる。
しかし昏睡状態の人をなんとかしようとする思い、行為は未だ心に突き刺さる。
つらいよね。
なんとかしたいよね。
変われるものなら変わりたいと何度思ったことか。
映画には関係ない話が長くなりましたが、
思った通り、私が好きなミステリーホラー系ではなくエクソシスト系でした。