kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

(映画)「箪笥<たんす>(字幕版)」を観た

タイトル:箪笥<たんす>(字幕版)

制作年:2004年

上映時間:115分

ジャンル:サスペンス、ホラー

制作国:韓国

概要:韓国の古典怪談『薔花紅蓮伝』をベースに、人里離れた家に住む一家の継母と美しい姉妹の確執、そして“家”自体が放つ禍々しい怪奇現象を描いた恐怖映画。

 

 

 

ジャケットが怖そう、というだけで観てみた。

観るまで韓国映画であることすら知らなかった。

よく見たらハングルも書いてあるし分かるのにね。

 

韓国映画自体観るの初めてだ。

どうも韓国語に違和感を覚え、観るのに集中出来ないから遠ざけていた。

 

概要に書いてある「韓国の古典怪談『薔花紅蓮伝』」が分からないので、ざっくりな流れを記載する。

義理の母が居る家に父と子供の姉妹がやってくる。

義理母と姉妹は仲が悪い。

なぜか父はほとんどしゃべらない。

姉妹同士は仲良し。

そんな中、家では怪奇現象が起き始める。

という感じ。

 

綺麗で怖い音楽から始まる。

 

しょっぱなの患者がこえーよ。

 

韓国に行ったこともないし、ドラマも見ないから、映画の設定年代が分からない。

床が赤のダイニングって不気味。

趣味悪!

そういう家が多いのか??

住みたくない家だ。

 

音楽が綺麗でいい感じ。

でも、使い方に違和感。

使用するタイミングとかが変。

効果音も同様。

びっくりする場面でピアノを「ジャンッ!」って。

少々チープなイメージがしてしまう。

笑ってしまったよ。

 

登場人物の行動の意味がわからん。

「変なの。」

って思うこと多数。

そして、義理母の表情こわっ!

歩き方も違和感。

無理やり上品に歩いているような??

 

家、暗すぎない??

その中から、いきなり義理母が出てくるからビビるよ。

ちなみに最初は誰かと思った。

説明が全然ないのだ。

一応、途中から会話の内容で分かってくる。

登場人物が喋らなすぎて意味わからん。

 

家庭内のいざこざシーンが長くて嫌になる。

またか・・・。

って感じ。

ホラー描写もあり、その部分は怖かった。

 

何かがおかしい。

でも説明はない。

それが続く。

 

どういうこと??

ホラーなのだが、ミステリーでもあるの??

家族の関係性が理解できない。

 

上記に色々と理解不能な部分があると散々書いたが、最終的にはある終着点へと落ち着く。

しかしながら複雑すぎて、初見では理解が困難。

理解した時に、過去の理解不能なシーンが伏線だったことに気づくのだが、そんなことを考えていると話が次に進み、置いていかれる。

 

ミステリー部分も複雑で2、3回観る前程の映画だと思う。

しかし、そうするとホラー部分が楽しめない。

しっちゃかめっちゃかな感じ。

 

印象としては、まとまりのない映画。

とはいえ考察部分も多く、解説サイトを見て回るのは面白い。

というか、見て回らないと理解不能

怖がらせるための「ホラー」ではなく、謎解きのための「ホラー」という感想。

 

しかし、お父さんもっとがんばって!

頼り甲斐がなさすぎるよー。