kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

(映画)「ファンタズム」を観た

タイトル:ファンタズム

上映年:2015年

上映時間:71分

ジャンル:ホラー

制作国:日本

概要:江草圭一は、妻の恭子、長女あみな、長男の拓海と暮らすサラリーマン。仕事が忙しく、家族と過ごす時間は少なくなっていた。そんな時、息子の拓海が謎の事故で死んでしまう。それから一年・・・。妻の恭子は拓海の死から立ち直ることが出来ず、家族に内緒で降霊術師を雇い・・・。

 

ファンタズム

 

「降霊術師」って時点で自分には合わなさそうって思ってた。

でも時間も短めだし、チラッと観てみた。

 

出だしがしょぼす過ぎてビックリ!

ショボい演技からのショボいタイトルばーん!

期待できん・・・。

でも観る。

 

家族の人数の割に椅子多くね?

4人家族で椅子が5脚。

さらに机はまだまだ余裕のある大きさ。

将来を見据えなのか?

来客用なのか?

伏線なら良いけど、ただの設定不足ならガッカリ。

 

父親はいつも息子のイベントに行けなくて家族から見放されているみたい。

 

ある日、息子はめちゃくちゃ浅い川で溺れて亡くなってしまった。

とにかく浅い。

倒れた状態で身体の半分しか入らない。

もっと深い所で溺れて流れてしまったのかな・・・?

うーん。

最終的に分かる事なのだが、息子は父親に貰ったバッジを川に落としてしまう。

それを取ろうとして溺れたのだ。

川にバッジが落ちた場所も物凄く浅そうだったが・・・。

まあ良いとしよう。

 

一年後。

息子のビデオを繰り返し観る母親。

前に進めと言う父親。

そんな簡単に言われても心が戻らないことは私も分かる。

人によっては私も「そろそろ前進しないと」と言われたことがある。

母親の「皆が皆あなたと同じじゃないのよ!」というセリフが突き刺さった。

一年では私も無理だったから。

しかし、この母親は写真やビデオを見続けている。

私は見た瞬間、心臓がバクバクするから見れない。

目を背けていた。

今は支えてくれる人も居るので大丈夫だが。

 

それは置いておいて、映画の話。

母親は、降霊術に手を出して始めた。

降霊術!?

でっかい怪しいオッサンが「お母さん寒いよ」と言っている。

知らない人が息子を語ってもな・・・。

全然息子に見えないし、胡散臭い。

自分ならやめて欲しい。

他人が語るな!

と言いたい。

 

母親の目の隈が半端ない。

相当参っているようだ。

そんな母親を見かねた降霊術師が言う「本当に息子さんに会いたいですか」と。

本当になくなった息子に会う方法があるらしい。

ホンマかいな。

指定された場所に車で行く。

立ち入り禁止区域だ。

そこにはトンネルがあった。

中はお札だらけ。

そこで儀式を始める。

ビデオを流しながら息子の名前を呼び続ける。

すると怪奇現象が・・・。

 

姉視点に切り替わる。

家には机に突っ伏した母親。

さらに家の中で異常な出来事が次々と起こる。

いや、家の中でだけじゃない。

息子の霊にしてはタチが悪い。

ってか、母親が娘の首絞めるってどういうこと??

意味不明。

 

その後、降霊術師が家に来て、二人を助ける。

娘曰く私たちを助けてくれる人。

胸騒ぎかしたからと家に来て、謎の液体を母親にかけていた。

なんだそりゃ。

母親は色んな霊を降霊してしまったそうだ。

だから色んな現象が起きたのだとか。

降霊術師は本物だったのか・・・。

とても怪しいから、すっと偽物と思っていたよ。

 

父親が家族を蔑ろにしたのが元で、母親が降霊術に頼ったのが問題だと。

相変わらず降霊術者は胡散臭い。

本物だったけど、胡散臭い。

 

そして結局父親もいってしもうたのか??

 

 

なんか映画とは違う部分で思うところがあり集中出来なかった。

やはり身内が亡くなって絶望する話はあんまり観たくないな。

 

「ファンタズム」というのは幻想や幽霊という意味を指す。

しかし検索すると違う映画がたくさん出てくる。

 

あと全体的に演技が下手で残念でした。