タイトル:FOUND ファウンド
上映年:2012年
上映時間:103分
ジャンル:ホラー、スリラー
制作国:アメリカ
概要:11歳の少年マーティ。学校ではいじめられ、両親も不仲。そんな彼の楽しみは、家族の秘密をのぞき見すること。お母さんの秘密は、ベッドの下に隠されたラブレター。お父さんの秘密は、車庫の奥のヌード雑誌。兄の隠し事は・・・。
タイトル「FOUND」は「見つかった」と捉えて良いのかな。
「何が」見つかったのか。
それとも見つけてしまったのか。
とにかく、家族の秘密を色々知っている少年マーティ。
まず兄について。
兄は生首を部屋に隠している。
それをまじまじ見る少年、怖いわ!
しかも生首は度々変わる。
兄は人殺しのようだ・・・。
しかしマーティとは仲が悪いわけではない。
マーティは絵を描くのが趣味なのか。
マンガチックではあるが、ホラー風。
ホラー全般が好きみたいね。
12歳だか、なかなか絵が上手い。
というか、私の絵が下手すぎるせいか・・・。
少年は家族仲良さそうだ。
ただ、一人を除いて友人はいない。
いじめっ子ウザイけど、他のクラスメートがフォローしてくれてる。
良かったー。
完全ないじめられっ子ではない。
ウザいやつが居るだけ。
ママの秘密は男からのラブレター。
現在?過去?
その辺りの深堀はされない。
現在進行形ならヤバいが・・・。
パパは車庫にヌード雑誌を隠してある。
男なら仕方あるまいて。
家族の秘密は兄以外は大した秘密ではない。
兄の秘密が異常すぎる。
少年への家族のフォローが少し過剰。
イジメの話は親に伝わり、親激怒。
学校休んでいいよと。
兄はぶん殴れと。
そんな兄の部屋からグロいビデオテープを発見する。
友人と一緒に観るが、友人は面白くないと。
少年は兄と重ねて複雑な気持ち。
もしかしたら兄はこのテープに影響されて、殺人を・・・。
唯一の友人とも決裂。
友人はフォローすることで、自分も責められるのが嫌だと。
友人も居なくなり、書いていた絵を燃やしてしまう。
ついに語られる兄の真実。
どうやら黒人が嫌いみたい。
父親もそんなこと言っていた。
この時代になんてことを・・・。
兄は弟のため、いじめっ子を殺した。
弟も兄に染まりつつある気がする。
弟の将来が心配だ。
しかし精神的に強くなっている。
いじめてくる人に対して、昔は言葉で反抗するだけだったが、手が出るようになる。
手は出しちゃいけないと思うけど。
少年同士の喧嘩には殴るなというのに、母親も父親も少年に手を出す。
意味わからん。
話し合いで解決するべき、というなら全員話し合えよ。
兄の感情がヤバい。
全ては弟のためだが・・・。
主人公は少年マーティだが、タイトルに関しては兄を捉えた作品である。
親の秘密なんてどうでもよくなるほど。
最後のシーンは衝撃・・・。
こりゃ年齢制限だわ・・・。