タイトル:ザ・ヴィジル〜夜伽〜
上映年:2019年
上映時間:88分
ジャンル:ホラー、スリラー
制作国:アメリカ
概要:ユダヤ教の信仰を捨てた若者ヤコブは、死人の棺を一晩見守るというユダヤ教の慣例にある役割を謝礼目当てで引き受ける。しかし認知症を患う未亡人は何かにひどく怯えており、ヤコブもまた恐るべき存在と対峙していることに気づく。
ユダヤ教では死者のそばで一晩近親者が過ごす。
「夜伽」というものだ。
と言う説明からのスタート。
実際には「夜伽」には単純に一晩を共にするだけの意味もあると思うが、今作では上記の意味。
しかし大概の仏教もそうでは?
前妻の時は家族が一緒の部屋で最後の晩を過ごした。
そして夫である私が一番そば。
それは良いとして、映画の話をしよう。
主人公ヤコブは仕事が中々決まらないみたい。
そしたら仲介役?の人から夜伽の仕事が舞い込む。
しかも今晩。
一晩200ドル。
交渉で400ドルになった。
すごい。
2倍だぜ!
悲しい事だが、他人の遺体は不気味に思えてしまう。
身内なら何ともないのに・・・。
でも、葬儀会社の人も丁重に丁寧に敬意を持って接してくれる。
辛い仕事だよな・・・。
この作品の夜伽にはルールないの??
ヤコブは遺体を背にして音楽聴き始めたよ。
しかも女性と近づくための会話術とか携帯で調べてるし。
だが異変はすぐに起こる。
異音がする。
とりあえず聖書?を読む。
効果は未知数。
ホントは携帯も禁止らしい。
女の子とメールしてらぁ!
でも何だか電気の様子おかしいよ??
チカチカしてる。
メールの内容が字幕で出るのって斬新。
しかも極力無言で無音。
じわじわと怪奇現象が起き始める。
携帯の動画に自分を触っている婦人の姿が写っている。
しかしすぐ動画は削除される。
また、台所?にはとか何かの足が見えるが一瞬で消える。
他にも・・・。
記憶がキーワード。
亡くなったご主人は記憶に押しつぶされたという。
それは悪魔の仕業とか。
次々と宿主を乗り換えるらしい。
見た時に顔を焼く事が唯一の助かる方法。
なんかよく分からないけど、ヤコブが除霊に成功しました。
という話?
冗長なシーンも多い。
人によっては退屈に感じるだろう。
またトラウマを持つ人によっては辛い映画かもしれない。