タイトル:ラストナイト・イン・ソーホー
上映年:2021年
上映時間:118分
ジャンル:ホラー、ドラマ
制作国:イギリス
概要:エロイーズはイギリスのデザイン学校に入学し、ソーホー地区で一人暮らしを始める。アパートで眠りに着くと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見るサンディに出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返していく。だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。その日から現実で謎の亡霊が現れ、徐々に精神を蝕まれる。そんな中、サンディを殺した殺人鬼が現代にも生きている可能性に気づき、たった一人で事件の真相を追いかけるのだが・・・。
結果から書くと、とても面白かった!!
伏線や映像の使い方が良い。
ちょっとした内容は映像として取り上げてないが、設定が作り込まれている気がする。
例えば、少々ネタバレになるが、エロイーズが下宿しているアパートには1960年代に殺された人たちが隠されている。
そして序盤に「アパートの向かいにフレンチがあってニンニクの臭いがする」と言ったのは殺された人たちの臭気について仄めかしていたのでは??
大学の授業の話ももっと掘り下げられそうだし。
そんなことすると3h映画になっちゃうね。
悪い人が多い映画ではあるが、大学同期ジョンはとても良い人。
こういう展開の映画を色々観てると、近寄ってくる人は大概すぐに裏切ってくるからちょっと緊張したよ。
いい人いてよかった〜。
オチの1段階目はすぐ気づいたけど、その裏にはやられた。
設定が練られている証拠だ。
空いた口が塞がらなかった。
ジャンル的にホラー要素は薄め。
というか、展開に驚いて恐怖を感じている暇がなかった。
そのためサスペンスやミステリー要素が多いと感じたな。
オススメですが、画面が割とチカチカするので、私のようなてんかん患者は要注意。