kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

(映画)「死霊館のシスター」を観た

タイトル:死霊館のシスター

上映年:2018年

上映時間:96分

ジャンル:ホラー、スリラー

制作国:アメリ

概要:1952年、ルーマニア修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。不可解な点が多いこの事件の真相を探るため、教会はバーク神父とシスターの見習いアイリーンを修道院へ派遣する。二人は事件を調査していくにつれ、この修道院に隠された想像を絶する秘密へとたどりつく。バーク神父とアイリーンは、決して関わってはいけない恐るべき存在“悪魔のシスター”と対峙することになる・・・。 

 

 

原題は「THE NUN」。

どうして邦題とこんなにも違うのか。

といっても「NUN」とは修道女の意味。

そこまで意味は違っていなかった。

 

物語の舞台、ルーマニアの教会。

悪魔城ドラキュラに出てきそうなお城風。

 

そこでシスター二人が怪しげな扉を開け、一人が中に入る。

そしてもう一人は外で待機するが、ただならぬ出来事に自殺をする。

始まりから何で??という感じだが、ちゃんと最後に明確になるのがこの作品シリーズの良いところ。

 

この自殺をめぐって、バチカンが動き出す。

ルーマニアの教会へ神父と見習いシスターを派遣する。

道中で、教会への道案内人である青年も加えた3人パーティで挑む。

 

道中が遺跡探検みたいで、もはやインディージョーンズ

でも霊っぽいのは現れる。

黒い霊かと思いきや、修道長だった。

自殺の件について話を聞きたいというも明日にしろってさ。

今晩はこの教会に泊まって良いとも。

 

だが、恐怖体験が続く。

神父がお墓に埋められたり、シスター見習いが驚かされたり。

なんやかんやあるも二人は無事。

道案内の青年は泊まらずに村に帰っているからセーフ。

しかしバーのマスターに明日になったら、二人は死体になっているだろうなと言われて神妙な面持ち。

ショットガンをチラ見しているし、助けに行くのかな??

エクソシスト系でショットガンか!

どうなるのか見てみたい。

 

翌日、二人は何事もなく朝ごはんを食べている。

無事だったんかい!

 

全然他の修道女が出てこない。

修道女と祈り続けているシスター(話しかけてはいけない)ぐらい。

と思ってたらシスター見習いがようやく話ができるシスターと対面。

シスターによるともともとこの地は悪魔を呼ぶための儀式が行われた場所。

しかしバチカンが悪魔を封印するためキリストの血により悪魔を封印し、教会にしたとさ。

だけど戦争により封印が緩んでいるとか。

ふむふむ。

そうなのか。

んで?

自殺の件は良くわからないな。

 

その時、神父は埋められた時に発見した書物を読み漁る。

どうやら悪魔ヴァラクが関係しているようだ。

ヴァラクはシリーズにずっと出ている黒幕的な存在。

神父は召喚の儀式についても調査が進んでいる風。

しかし神父が色々調査している時、霊に襲われる。

そこに助けに来てくれたのが案内人の青年だ。

どう助けてくれるかと思いきや、「ショットガンで殴る」だった。

弾はとっておきらしい。

それでも十分霊には対抗出来た。

物理攻撃が効くのね。

 

シスターと合流して封印を再度行うため、キリストの血を探す。

マリア像が光を反射して当たっている壁に鍵を刺すと扉が開き、そこにキリストの血があった。

この鍵を何処で手に入れたかは失念。

序盤だったような?

 

謎解きしている感じもインディージョーンズを彷彿とさせる。

心霊インディーとでも表したらよいか。

 

そして肝心の悪魔を封印している場所に到達。

しかしすでに解放されている悪魔ヴァラクが念動波を使って遠距離攻撃を仕掛けてくる。

そこでショットガンを使ったり、3人がかりで奮闘。

最終的にはキリストの血をこっそりと口に含んだシスター見習いが、プロレスラーのごとく血を毒霧する。

ヴァラクはたまらず退散するのであった。

 

一件落着と見せかけて、案内人の青年は戦いの最中に取り憑かれたようで、体に逆さ十字が浮き出ていた。

そして、この青年は違う作品にて、ウォーレン夫婦に悪魔祓いされることとなる・・・。

 

基本的には良くあるエクソシスト系映画。

だが悪魔城ドラキュラを彷彿とさせるお城が魅力。

また、ショットガンという現代の武器を使用するのも珍しい。

そこまで他のシリーズと関係が絡み合っていないので見やすい作品だった。

一方物語としては単調だったため、もう少し捻りが欲しい。