kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

オススメ「葬送のフリーレン」

オススメ漫画「葬送のフリーレン」

少し切なくなる時もあるが基本的に楽しい冒険モノ(?)。

よくある「勇者が魔王を倒す」とは違った設定の物語。

勇者が魔王を倒した後のお話。

コメティを挟みたんたんと進むストーリー。

気持ちを前向きにしてくれた、そんな漫画。

このブログを読んでくれている人に特にオススメしたい作品。

 

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好きなシーンが沢山あるが、その中から1つ。

賢者ハイターのセリフから抜粋「私がこのまま死んだら、彼から学んだ〜中略〜思い出までこの世から無くなってしまうのではないか。」続けてのセリフ「あなたの中にも思い出があるとすれば、死ぬのはもったいないと思います。」

3年前弱前に亡くした前妻への思い、消えたくなって頭が混沌としていたあの時。悩みに悩んだ結果に至った強い思いと同じ言葉。

こんなところで思い出すとは。

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他にも好きなセリフ。これまたハイターの言葉。「必死に生きてきた人の行きつく先が無であっていいはずがありません。」

下は魂の有無について語っているシーン。

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魂の有無は証明のしようが無いし、 上の通りだと思う。ホント幸せにしていると良いなぁ。と改めて思わせるシーンだった。

 

「悪い子にしてると化けて出ますよ」に対する「悪い子にしてれば化けて出てくれるんですか」のやりとりも好き。

化けてでも良いから会いたいよね・・・。何度思ったか。というか今でもそう思う。

 

もう1つ、少し心にズキンとくるフリーレンのセリフ「あの人の顔を覚えているのはたぶん私だけだ・・・」

複雑な気持ちになるセリフ。顔だけでなく声や仕草も含めて、そうでありたいけど、そうなりたくない。

 

悲しいシーンばかり書いているけど、愉快な場面もあるし、基本的にキャラが前向きなので楽しんで読める。

1周目スルーしてたけど、2周目だと気づく細かいネタ。そして歴史を感じる。こういうの好きだなー。

載せられないほど沢山好きなシーンがある。この漫画も読み返したくなってオススメです。

 

やはり漫画は良いね。この作品とは関係ないけど、小説やアニメ、映画も良いが漫画はそれらの良さを持つ。心情の変化を表情の細かい描写やセリフ・文章で表すことが出来る。小説だと難しい間の置き方や風景による描写も漫画なら可能。だから漫画は好きなんだ。