タイトル:ロスト・ボディ〜消失〜
上映年:2020年
上映時間:88分
ジャンル:サスペンス
制作国:スペイン、ドイツ、フランス
概要:飛行機に乗り遅れ、自ら設計した空港で立ち往生してしまった建築家の男性。見知らぬ若い女性に声を掛けられた彼は、殺人や犯罪にまつわる奇妙な話を聞かされる。その話は、やがて建築家自身の秘密を暴き出していく。
そもそも飛行機に乗り遅れたのは声をかけられた女性のせい。
タクシーに強引に相乗りしたあと、荷物を忘れてきた!
って何でやねん!
ネタバレにつながるので深くは書かないが、この時タクシーの運転手は不審に思わなかったのか。
この文を書いてて疑問に思う。
女性と男性のかけあいが面白い。
女性は少女ながら引き込まれる話し手。
男性も最初は嫌そうにしながらも引き込まれていく。
だが、終盤は違う意味で話に入り込む。
「どうなっているんだ!?」
と視聴者の大半は思うだろう。
私もその一人だ。
そこで冒頭のタクシーの話に戻る。
タクシー運転手の対応等、第三者目線でもう一度見たくなる。
約90分。
少女の語りを空港で聴くのが中心。
話す内容、情景を思い浮かべながら。
見終わったあとも疑問は尽きないが、筋は通っている気がする。
考察しがいのある作品。
でも他の考察サイトを見て、スッキリしたいところ。
面白かった。
90分という短い間の話に誰もが引き込まれるだろう。
邦題は意味がわからん。
原題は「A PERFECT ENEMY」
こっちのがしっくりくる。
「完全・完璧」というのがキーワードだとも思う。
以下、ネタバレ含む。
序盤で少女が2人の人を殺したと供述していた。
男性の分身である少女。
一人は奥さんだが、もう一人は??
少女は同級生を呪い殺した描写があるが、男性にも似た経験が・・・?
たぶん何の説明もなかったと思うが??