kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

大学・大学院研究室時代の話

お題「他人の自慢話が大好きです。「バリモテます」「頭いいです」など、なんでも遠慮なく自慢してください。」

 

これは10数年前に遡る

私が大学4年生、つまり研究室に配属されてから大学院修士課程を卒院するまで話。

 

化学系の学科だったのだが研究室に配属されると、テーマを決めてひたすら実験して結果を報告する。

研究結果の報告は2週に一度、また英語の論文を読んで感想を発表するのも2週に一回。

ほぼ、毎週なんか発表している。

これによってプレゼン能力がついたと思っている。

社会人になって役立ったスキルの一つである。

 

研究に関しては、実験結果が芳しくなければ方向性を変えても良いが、私は同じ内容で掘り下げていった。

時に似た英語論文に縋り、時に学会で似た研究そしている人に助言をもらい。

それでも行き詰まること多数。

 

転機が訪れたのは修士1 年の秋あたりだったか。

英語論文にヒントが隠されていた。

実験を行った結果、推測通りだった。

ここまで怒られながらも耐えて試行錯誤した結果が実を結んだ瞬間だった。

 

次の学会ではポスター発表の優秀賞受賞。

これはちょっと文句を言いたい。

ポスター発表とはA0で印刷した大きい研究成果を見にくる人に発表する自由形

しかし賞があるらしく、審査員が順に見て回る。

だが最初の人とやたら盛り上がり、時間がなくなっていた。

審査員「申し訳ないけど、時間がないから簡潔にお願い」

と言われる。

内心「あ?時間配分しっかりしろよ??」

と思うも「わかりましたー!では緒言はほぼ飛ばしますねー」と発表。

結果、何故か優秀賞。

初めての受賞だ。

ここから快進撃が始まる。

 

大学院修士課程の中で最優秀賞受賞。

周辺の大学院生を集めた合同発表会でも最優秀賞受賞。

といっても合同発表会は全く違う分野の先生方も集まるので、修士の発表会と同じパワポを使いゆっくりしゃべっただけ。

楽なもんだ。

喋りながら観客も見れる余裕さえある。

本当は近辺のみのラジヲ出演も依頼されたが、断った。

面倒だから。

 

これらの実績を良いことばかり書いたことにより、修士課程から借りた奨学金(利子無し)も返金不要になった。

 

こんな話を履歴書に書いて入社試験を受け現在の会社に入社した。

すんなり入れたが、正直なところ選択を間違えたかもしれない・・・。

という最後は困惑の締めである。