自分は絵を描くのが苦手だ。
形を表現するだけでなく、色塗りにも問題がある。
描き方がさっぱりわからない。
昔から、歌う・楽器・絵を描く・工作するといった芸術関連が壊滅的に下手だった。
現在、「歌う」はカラオケにて修正中。「楽器」はバイオリンをしているが下手には違いない。
どれも好きなんだけどね。歌は昔大嫌いだったけど。
んで、中学生の美術の授業で、近くの川で絵を描く授業があった。
自分は川をメインにした絵を描くことにした。
川のサラサラとした音を聞きながら絵を描きたかったのだ。
大体の線を描き終え、色を塗ろうとしたところ困った事に気付いた。川の水って透明やん?と思ったのだ。その上、流れている水はどうしたらいいんだ??
物質の色で塗らなきゃ!って考え始めてしまったのだ。
試行錯誤した結果、時間切れになり渡石や側道しか色をしっかり塗らなかった。
結局そのまま提出した。その後、名前を伏せた全員の評論タイムがあった。自分の絵は、先生から「この絵とか描きかけだけど惜しい」みたいな評価だった。後から見たら確かにただの下書きだ。
友人は木をテーマにしていたのだが、葉っぱを緑の点(?)みたいな塗り方して表現していた。なるほどと思った記憶がある。自分だったら、葉っぱの形から入り、それが無数にあるから・・・って訳わからん考え方すると思う。下手したら葉脈が・・・なんて考えるかも。
自分の頭には、線と色しかない。色は精々濃淡があるなーくらい。
今でも川の水をテーマにした絵を見るとこの事を思い出す。
絵の色と実際の色って異なるんだよな。
見えている物を描くのではなく、何かしら表現したい形で描くのかな?
未だわからない。
皆様上手いこと表現するよなって思う。
模写じゃない絵を描くのってきっと楽しいんだろうな。
下手は下手なりに。
でもやっぱり、水って透明やん?ついでに言うと窓のガラスも透明やん?