今週のお題「わたしの部屋」
以前にブログで書いたことがあるが、私の部屋には油絵が飾ってある。
私が中学三年生の時に書いた油絵だ。
美術の時間に資料集の中から好きな絵を選び、油絵にするというものだった。
模写の油絵バージョンだ。
私は当時から好きだったヨーロッパの風景画を選んだ。
街並みが綺麗で空が青く美しかった。
かつ、枯れた木が秋・冬の切なさも醸し出していた。
それらを油絵にしたかったのだ。
だが、結果自分の実力では上記にアップした絵が限界だった。
さらにはトラウマ的なものがある。
絵が思うような形に仕上がらなかったのも要因だが、もう一つ問題がある。
「空の色がうまく出ません!」とプライドを捨て、美術の先生に相談したのだ。
すると、同じ絵を描いていた女子と比べ始めた。
そして、「う〜ん、悪く無いんじゃい?」と言ったのだ。
どういう回答だ!
そして、どう修正したらいいんだ!
結局分からず、完成(?)した作品。
そのため、当時この絵は気に入ってなかった。
実家に封印していたが、突然送られてきたのだ。
いろんな人に見せたが、反応は様々。
色を重ねている所が良いとか、木の部分は塗りが不十分だとか、具体的に褒めや指摘をしてくれた。
その上での「良い作品」と言ってくれた人も居る。
ということで最近は飾ることにしている。
資料集に載っていた元のタイトルは忘れてしまった。
なので「無銘」。
と名付けよう!!