kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

(映画)「悪魔の棲む家(リメイク)」を観た

タイトル:悪魔の棲む家

上映年:2005年

上映時間:90分

ジャンル:ホラー

制作国:アメリ

概要:1974年、ニューヨーク州ロングアイランドの豪邸に住むデフェオ一家が、長男のロナルド・デフェオ・ジュニアによって惨殺される。後に逮捕されたロナルドによると、自分は「家」から発せられた声によって操られたのだという。

それから1年後。ジョージ・ラッツとキャシー夫人が格安で売られていたこの家を購入し、3人の子供たちと共に引っ越して来る。そしてその直後から怪現象が起こり始める。

 

タイトルにあるように、リメイク作品。

元は1979年とかなり昔の作品である。

日本でも1980年に公開されていた。

概要だけ見てみると、だいたい似た作品のよう、たぶん・・・。

 

私があまり好かないエクソシスト系と思いきや・・・、やっぱりエクソシスト系だった。

だが、悪魔祓いシーンが少なく、その他のホラーシーンが多くて個人的には高評価である。

しかし、今回の神父は弱すぎる。

それとも悪魔が強すぎるのか?

ちょっと聖水を振りかけたら高濃度の硫酸のごとく、ジュワッと消え去る。

すると、車で退散。

追いかける一家の奥さんも一蹴してさっさと退散。

こんな神父が出番の少ないエクソシスト系映画は初めてだよ。

 

今作品で悪魔が取り憑いているのは「家」らしい。

昔に住んでいた一家もその「呪われた家」に影響された長男によって惨殺されたのである。

今回のターゲットは一家の大黒柱である夫。

 

全然関係ないが、この夫は超ムキムキ。

大胸筋もすごいが、腹筋が六つに別れている。

斧も軽々持ち上げる筋肉。

何故か上半身が裸になるシーンが多く、ムキムキぶりをアピールされる。

筋肉好きにはたまらないだろう。

 

エクソシスト系の映画もそれなりの数観てきたが、定番の流れはわかってきた。

まずは少女が大人に見えない殺された「何か」を見る。

見えたと言っても大人は信じてくれない。

その「何か」が間接的に攻撃してくるパターンがありがち。

今作もそう。

 

また、子供たちは直接殺さない。

これも定番。

というか、規制がかかっているのかもしれない。

今作品の子供は、長男、次男、長女の3人。

映画定番の少女が見えない女の子と話だす。

長男は幽霊的な存在を見ることはなかったが、悪魔に取り憑かれた父親に虐められる。

次男も幽霊を直接確認することはなかったが、超常現象を目撃。

 

一家はお金がないので、格安で売られていた、この家を購入した。

初めから不動産屋が「昔、惨殺事件があって・・・」と言ってくれれば、この事件はなかったかもしれないのに、売ってから申し訳なさそうに発言。

酷すぎる・・・。

 

「家」が問題ということで、一家は家から離れることで難を逃れた的な終わり方。

でも本当に取り憑かれた風の父親は正気を取り戻したのだろうか?

今後お金がないけど、どうするのか。

気になる点はある。

 

エクソシスト系の映画の中では個人的には高評価の作品。

ホラー映画として十分怖かった。

また、ムキムキ父親がいい味出してて面白かった。