タイトル:死霊舘 悪魔のせいなら、無罪。
上映年:2021年
上映時間:112分
ジャンル:ホラー、サスペンス
制作国:アメリカ
概要:1981年、家主を22度刺して殺害した青年は、悪魔に取り憑かれていたことを理由に「無罪」を主張した。被告人の供述は一貫して「ぜんぶ、悪魔のせい。」法廷に神が存在するなら、悪魔も存在するというのだ。 殺したのは、人か?それとも…!?姿なき存在を証明するため、心霊研究家ウォ―レン夫妻が立ち上がる。
現代では信じられないが、今回の目的は悪魔の証明。
ていうかシリーズものだから「今回も」か。
そして「実話」。
殺人を犯した原因が悪魔の憑依だと主張するいつものウォーレン夫婦が奮闘する物語。
ただのエクソシスト系ではない。
悪魔の存在のため、証拠集めをするのが醍醐味。
そこにそれまでの映画のワードが出てくるのが面白い。
超常現象がメインではあるが、ウォーレン夫婦の対処法が理論的なところが魅力。
この映画シリーズは大体そうだが。
人の収集物にケチをつけ「燃やすべき」と言うウォーレン夫婦。
でも自分たちも収集している上、それを悪魔の証明に使おうとしている。
おいおい自分たちのこと棚の上に置いてんじゃあないよ。
取り憑かれたアーニー青年は時折悪魔を見る。
その描写が中々怖い。
ちゃんとホラー映画している。
警察に疑われつつも余裕でその能力を見せつけるウォーレン婦人かっけー。
割と新しい映画だからか、映像の演出をうまく使い分けている。
取り憑かれた時と平常時。
過去と現在。
ちょっとアクション映画しているところも面白かった。