ワクチンの副反応ではほとんどの人が寝込む。
特に二回目の人は高確率で高熱が出る。
会社の廻りの人もみんな高熱が出ていたようだ。
一人だけ肩がちょっと痛いだけで健康という頑丈な人も居るがレアだろう。
マイスペシャルパートナーも例に漏れず高熱が出た。
解熱剤を飲んでも38℃台をたたき出していた。
起き上がるのも大変だろう。
食べるのも大変だろう。
この時のために私が居る。
極力動かずに済むようフォローするのだ。
食欲が無いときに栄養があり食べやすい料理ということで「鶏団子スープ」を作ることにした。
料理男子ぶって「すぐ作れるよ?」感を出すため前もって試作品を作っていた。
この時の改善点は
・味が薄い
・飽きる
・団子の形が悪い
の3点。
「味が薄い」については塩を足して改良。
寝込んだ時は少々塩を多めが良いかもしれない。
ということで、スープの味見する際に自分が適量と感じるより気持ち多めにしてみた。
肉団子は味見が出来ないので完全に自分の感覚だ。
チューブショウガが出過ぎた気もする。多いね、と言われたら「参考にしたレシピがそうなんだよ」といって責任を逃れることにする。
団子の味が薄いとインパクトに欠けるので、味の素も多めに振りかける。濃かった場合の言い訳は「リュウジさんリスペクトだから」にしよう。
自分の過去のレシピはつなぎに小麦粉を使ったが今回は片栗粉(本当のレシピは片栗粉)。
そんなに違いが無かったので、どっちでも良いかもしれない。
「飽きる」
試作品の時は3日かけて食べた。
しかし同じ分量で作り二人で食べたので翌日で食べきった。
マロニーを最初から入れることで飽きずに食べれる感をかもし出したのは良かったかもしれない。
「団子の形が悪い」
これは完全に技術の問題だ。
今回もスプーン二刀流で挑む。
結果は芳しくない。
やはり今回も「形不揃い鶏団子」と言い、あえて不揃いにしてると押し通すしかあるまい。
結果、マイスペシャルパートナーは美味しい!と言ってお代わりもしてくれた。
高熱が出ているのにも関わらず食欲があるのはいい事だ。
もしかしたら「やさしさ」かもしれない。
今度はもっと素敵な料理を振舞いたい。