kappiiのグリーフとか

32歳の時亡くした妻へのグリーフ、バイオリン、てんかん、映画、日記

(ドラマ)「The Last of Us」を観た

とうとう観ましたよ。

ドラマ版「The Last of Us」。

warnerbros.co.jp

 

私はただのアマプラ会員で、有料となる。

でもこれはお金を払って観る価値があったと思う。

ゲーム既ユーザー、非ユーザーどちらでも。

 

基本的にゲームに忠実なストーリー。

若干変更点はあれど違和感はない。

吹替版を観たのだが、声優さんがゲームと同じ人なので非常に観やすい。

 

感染者のカビの設定を変更した理由はよくわからん。

ゲームは胞子を吸い込む、または感染者に噛まれたら感染だが、ドラマは噛まれたら感染する描写くらいしかない。

胞子の概念がなく、全ての感染者は根っこで繋がっており、枯れれば安全。という設定。

あまり活かされていない気がする。

マスクが不要、ってくらいか。

 

あと途中で出てくる黒人の兄弟ヘンリーとサム。

ドラマでは弟サムが難聴になっている。

この設定も活かされているとは言い難い。

 

元々のゲームになかった設定変更はやめて欲しい。

前述した通り、基本的にストーリーに変更はないのだが、人種が変わっている。

例えば、ジョエルの娘「サラ」が黒人に。

あと、ジョエルの運び屋仲間「テス」が別人の顔に・・・。

「エリー」も残念な顔に・・・。

生意気っぷりは健在だが、ゲームの可愛さがないので残念。

 

9話しかないので、ぎゅっと詰め込められた感じ。

戦闘シーンは少なめだし、後半は感染者すらあまり出てこない。

もっとジョエルのステルスキルを見たかった。

個人的にはジョエルがエリーに助けられた後にぼそっと「あの時は助かった」と言い、エリーが「言えるじゃん」と言うシーンも好きなのだが、カットされた・・・。

 

衝撃的なのは3話かな。

まるまるビルの話に当てるとは。

これはこれで一つの映画を観ているようで面白かったが、LGBTQに敏感な人には辛いかも。

 

ゲームの日本版では鹿肉を使ってマイルドな表現にしていた部分も過激にしているところもある。

これが北米版本来の見せ方か、とびびったものだ。

 

基本的に感染者に噛まれたら一発で終わりなので、あまり戦わないようにしているのかもしれない。

それほどに感染者との戦闘が少ない。

人との戦闘の方が多いのでは?

と思うほど。

 

ゲーム版を知っている人は楽しめる場面が多く、ドラマを観る→ゲームをプレイするでも良いのでゲームとドラマどちらも楽しんで欲しい。

ジョーク集、や名言、楽しめる部分は多い。

 

ちなみに私の好きな言葉「耐えて生き抜け」は「Endure and Survive」だそうだ。