ヴェネツィアを主体にした物語。
原作は漫画。アニメ化やOVAもある。
お気に入りの作品の上位。
新婚旅行にイタリアのヴェネツィアを入れた決定打である。
そのため観るたびに新婚旅行を思い出す。
ARIAに登場する名所は実際のヴェネツィアにも存在し、新婚旅行では行ける限り巡った。
結婚する前から知っている作品。
始めて知ったのはTVアニメで大学生時代。約15年前か。
深夜に第一話を放映しているのを軽く観て、
導入の音楽・雰囲気に一気に引き込まれた。
それは確か秋だったか、秋になるとARIAを思い出す。
ヴェネツィア自体は小学生の頃から知っていたし好きだった。
ヴェネツィアの本を市営図書館で借りた事もあったけど、当時は難しすぎて分かんなかったなー。
ARIAの音楽はバイオリンやピアノ主体が多く、個人的にとても好み。
サントラは全作品持ってる。
内容としては、ネオヴェネツィアのゴンドラ漕ぎである「ウンディーネ」の日常生活を中心とした素敵シーンが繰り広げられる。正確には一人前のウンディーネになるべく練習中なのだが。
架空の世界とはいえ、実際のヴェネツィアをイメージした世界観である。
あまり辛いシーンはなく(全くないわけではないが)、緩くふわふわした感じで進められる。 安心して見られるため、良く寝る前に観ていた。
季節の変化を楽しめるのも良いところ。
物語に合わせて季節が変化するのだが、登場人物がその季節の良さを見つけていくのだ。
季節どころか、雨や曇り等の天候も楽しめる。
ヴェネツィアといえば水路だが、
この作品では路地や広場も度々出てくるし、
よくカフェのテラス席でお茶をしている。
散歩にて裏路地や坂道を楽しむきっかけにもなったかも。
どうしても観ると散歩やカフェに行きたくなる。
緩いシーンだけでなく、自身の向上心を刺激するシーンもあるので、観ると仕事や日常生活を頑張ろう!と思うこともある。
何事も楽しめるようになる良い作品だと思う。
素敵シーンによって恥ずかしいセリフが多々発せられるので、高校生や大学生まではいけるが、この歳になると少々恥ずかしさが主張するかも。
それでも今でも好きな作品です。