ここのところ土日はレッスン2コマ。
早朝から始まり連続だったり昼過ぎだったり。
ラケットを変えた時からフォアハンドのストロークが全然打てなくなった。
元のラケットに戻しても変わらなかった。
主にボールが当たる瞬間に面がぶれる。
コーチに指摘されずとも自分でわかる。
なんかおかしい、と。
でも解決法が分からない。
こんな日々を過ごしていた。
そんな時、コロナで溜まったいた振替レッスンにて、いろんなコーチから教わることに。
武者修行と思い、この機会に基礎に立ち返るにしよう。
あるコーチの教え方がフィットした。
コーチの教え。
・テイクバックを少なめにする。
・ゴルフのスイングの様に振り子のイメージ。(ゴルフの経験少ないからよく分からない)
・スイングは地面と並行に。(ちょっと語弊があるけど)
重要なのが3番目のボールがラケットに当たった後。
左足の位置でボールを打ち、そのまま押し込む様にスイングする。
このスイングだと面がぶれにくい。
ブレ様がないという方が正しいか。
言われてみれば専属のコーチも似たことを言っていた。
専属コーチ「ラケットに当たった後にボール5個分押し出すイメージ」
なるほどね。ようやく理解した。
この点が軟式と大きく違う気がする。
昔のことなので記憶違いもあるかもしれない。
打つ場所は腰のあたりで、打った後は首に巻くイメージで全力でスイングしていた。
これだと硬式だと全くコートに入らない。
どうしても「首に巻く」イメージが取れていなかった。
この場合、横にスイングすることになるので安定しない。
「押し出す」イメージに変えると、勝手にスイングが上に行く。
これを「縦打ち」と呼ぶそうな。
コーチにも言われたけど、調べてみるとネットでも出てきた。
この点を意識しつつ、まずは軽ーく近距離の相手にパスする感じで練習。
これをどんどん距離を伸ばして、何だか感覚を掴んだ。
この練習法も自分の中での大きな変換点。
ゆっくりストロークすることで頭の中でイメージが固まってきた。
それ以来、じわじわ打てる様になった。
今では新ラケットが手に馴染んでいる様な感覚。(購入して半年。ようやく)
以前よりも割と重いラケットで、その重さも利用して打っているので、無駄な力も入ってない気がする。
パコンという音からして違う。
スランプ脱却し技術が向上したのか何だか良い感じ。
テニスの練習でよくある「コーンに当てる」というもの。
これのサーブバージョンで4箇所あるコーンを全て当てたら終了(時間制限あり)をやった。
生徒全員で行うが、その時は5人しかいない(普段は多ければ14人とか)。
自分はこの手の練習が苦手だが、なんと4箇所中2箇所早々と自分が当ててしまった。
周りからは歓声。コーチからはスナイパー認定。
ウッキウキになるがその後は全くダメ。
結局2箇所残したまま時間切れとなる。
ともかく力を抜いたサーブであれば、かなり良くなったと思う。
何故かわからないけど、バックハンドまで安定してきた。
良きかな。
これだからテニスは辞められない。