脳波を5日程測り続け、その後結果から様々な検査を行う。
病院に計二週間程度の入院をして検査を行う。
空きがなかったため、二ヶ月程待ってようやくだ。
頭に電極をペタペタ貼り付け、取れないように包帯でぐるぐる巻きにする。
ぱっと見は重症患者だ。
電極はまとめられて計測器に繋がっており24時間測っている。
また、カメラがあって発作時の動きも録画できるようになっている。
◾️一日目
妻と朝から研究センターに到着。
まずはレントゲン検査と骨塩強度検査。
何のためにやるかは不明。
昼前には終わり、入院病棟へ移動。
頭に電極をつけられながら、5人の先生相手に質問同を行う。
少々踏み込まれたくないトラウマにも入り込んできたが、仕方あるまい。
先生たちも帰っていき、あとはベッドで横になるだけ。
今は付添い人である妻がいるから良いが、一人になると拘束具をつけられる。
恐ろしい・・・。
しかし左指には酸素濃度を測る機器が付き、右側には脳波のセンサーの束。
頭にはセンサー本体。
動きづらいことこの上ない。
昼食は病院食。
なかなか美味しかった。
イメージでは薄味で、ご飯なんてパサパサしている感じかと思ったけど、ちゃんと味ついているしご飯もふっくら。
嬉しい限りだ。
暇すぎるので漫画を読んでいた。
そこまでは記憶にある。
だが、てんかん発作が起きたようだ。
周りが騒がしい。
頭が痛い。
気持ち悪い。
看護師さんたちは発作が起きたことを把握しているが、主治医の先生方はまだの様子。
でも様子は共有しているようで、夕方の回診時には把握していた。
しっかり発作時の状況が撮れていたそうだが、どう役に立つのか・・・?
また、薬の量を減らす方向性だとか。
そのほうが金銭的にも助かるな。
夕食も病院食。
ちなみに妻は適当な時間を見計らって買いに行っている。
ただし、その度に看護師さんに連絡する必要がある。
私を1人には出来ないそうだ。
妻は簡易ベッドに寝てもらい、この日は就寝。
部屋はカメラに映るように少し明るくする。
続く