今週のお題「やり込んだゲーム」
今週のお題2つ目。
最近はプレイしてないが、今まで一番長時間プレイしたのが「不思議のダンジョン風来のシレンGB月影村の怪物」だと思う。
1996年チュンソフトからの発売。
いわゆるローグライクゲームにあたりSFC版風来のシレンの続編。
ローグライクゲームは、好きな人は好きだけど万人に勧められるものではない。
ダンジョンに潜り、死んで装備を失い、ステータスも最初からやり直しと苦行にも思える。
実は自分も最初はあまり好きではなかった。
正確に言うならば、持ち込みありのダンジョンは良いけど、一新してスタートが嫌だった。
運ゲーやん!と突き放していた。
しかしGB版の新のエンディングは持ち込み無しでクリアしないと見れないと知り、挑戦することに決める。
全50階まで潜ればクリア。
最初は全く進めることが出来ない。
ほとんどのアイテムが未識別。
装備は呪われている事多数。
浅い階でも死ぬ。
深くなればなるほど敵も強くなる。もっと死ぬ。
なんだよ「壁をすり抜ける」とか「二倍速二回攻撃」って!
当時は攻略サイトも見ておらず、攻略本と自分の知識・経験が頼り。
攻略本の最終ページにあるアイテムの価格表は相当見た。
これを識別鑑定に使うのだ。
この値段は良いアイテムかも!?
でも呪われているかも?
こういった葛藤も多数。
時には挑戦も必要!
浅い階で良い装備をゲット出来た時の嬉しさ足るや否や!
止められない理由の一つだ。
すでに持ち込みなしのダンジョンにハマっている。
お店で泥棒を何度も行う。
寧ろクリアには必須の技術だと思う。
シレンでの最強の敵は店主だ。
泥棒した瞬間に響く「ドロボー!」の声(文字)。
そして襲いかかる店主(二倍速二回攻撃)とワンちゃん。
確実に出来る準備をしてから泥棒を行う。
でも何か不足があるかもしれない。
そんな気持ちがあるから泥棒は別フロアへ行くまで緊張が抜けない。
合成も楽しさの一つ。
このシレンには武具の合成能力に上限が無い。
合成の壺がある限り好きなだけ足せる。
個人的には、前方三方向に攻撃できる「妖刀かまいたち」とハラヘリ1/2+錆びない「皮のたて」が出てくるとテンションが上がる。
実用的には、催眠を跳ね返す「やまびこの盾」や爆発ダメージ1/2の「地雷ナバリの盾」の方が良いかも。
何度も挑戦しているうちに、自分の知識、経験が深まっているのに気づく。
そしてある時、クリア出来たのだ!
その日を境にクリア率が一気に上がる。
根気、考え続ける意味、知識、経験、工夫の大切さをこのゲームで知ったかもしれない。
まあ勉強が嫌で、息抜き(2h)にプレイしていたわけだが。
SFCやシレン5もかなりプレイしたから総時間はえらいことになっているかも。
GB版のうっとおしい敵達
・くねくねハニー:レベルを下げてくる。この敵に限って攻撃を外してレベルが下がりまくる。
・ギャザー:なんか強い。
・ゲイズ:催眠術かけてくる。ほんっと鬱陶しい。
・しにがみ:二倍速二回攻撃。見つかったら逃げられない。
・セルアーマー:装備を弾き飛ばしてくる。本当に鬱陶しいのは自分の後ろに敵や仲間がいた場合。装備品が消える。
・デブータ:めっちゃ遠距離から石投げてくる。距離も方向も関係ない。どっからか投げてくる。
・ノロージョ:装備品を呪ってくる。エフェクト含めて怖い。
・イッテツセンシャ:二倍速二回攻撃で大砲を撃ってくる。早すぎる。
・オドロ:装備品を錆びさせるどころか合成能力を解いてくる。やばい。
楽しいアイテム
・妖刀かまいたち:前方三方向へ一度に攻撃。通路と部屋の境ならノーダメで二回攻撃できることが多い。
・必中の剣:必ず当たる。安心度MAX。
・つるはし:ごりごり壁掘る。泥棒や敵からの逃走に。
・見切りの盾:たまに攻撃を避ける。避けると嬉しい。
・トドの盾:盗まれなくなる。トドの上位版が出てくると攻撃するたびに分裂するからえらいことになる。
・識別の腕輪:装備すると識別できる。便利。
役立つ小技
・底抜けの壺で店内に落とし穴を作って、持ち物を全部売った上で商品含めた全アイテムを持って落とし穴に落ちる。ドロボーと言われる暇なく逃げられる。
・天の巻物、地の巻物、メッキの巻物は呪いも解けるので、一つは残しとくと便利。
・200Gで売っている草は全てマイナスアイテム。なので敵に投げるのが吉。
・とうしの腕輪といちじしのぎの杖で階段の場所が分かる。
思い出しながら書いてたら、久々にプレイしたくなってきた・・・。