今週のお題「やったことがあるアルバイト」
基本的にはバイトはしない主義だった。
高校は学校に行くだけで時間なかった。
大学でも課題をこなし、レポートを出すだけで時間が過ぎて行った。
特に実験のレポートを書くためには図書館に行って専門図書コーナーにて調べなければならなく、バイトはしていられなかった。
しかし、長期休暇は別。
夏休みだけはアルバイトをしていた。
コンビニの店員だ。
場所は甲子園球場の近く。
すでに無いが高校野球の時は朝イチから満員だった。
朝の5時くらいに準備。
7時くらいになると人が急激に増えてくる。
まずは取材のためのメディアの人たち。
困るのは「領収書ください」という人たち。
宛名を求められるが、何言っているのかわからない場合が多く適当に書いていた。
8時くらいになると観客も増えてくる。
長蛇は最大、レジから最後方がドリンクコーナまで(この店舗ではレジからドリンクまでが最長)。
そしてレジが4つほどあるので激混み。
そんな中の出来事。
・ワイルドチキンガイ
背が高くタンクトップの男性。
フライドチキンをご所望。
取り出して袋に入れようとすると、「そのままでええで!」と。
ビニール袋どころか紙袋も必要無し。
ちょっと巻いているアルミ部分を掴み、食べながら出ていく。
「じゃ!」という手振りで出ていく後ろ姿はワイルドだった。
・絶対トイレ借りるマン
うちの店舗ではトイレは貸さないことになっている。
従業員用にあるのだが、バックヤードの最奥にあるのでお客さんを通すわけにはいかない。
しかし、そのオジサンはどうしてもトイレが借りたいと言う。
駅前に無料のトイレがあるからそっち行ってくれと言っても聞かない。
押し問答を繰り返すうちに店長が出てくる。
その場に居なかったので何を言ったかわからないがうまいこと言いくるめたみたい。
すごい。
他にもあるけど、ちょっと覚えてない・・・。
正直、理不尽に耐性が出来た出来事の一つである。
社会人になってからの方が理不尽は多いが・・・。