バイオリンを弾く人は大概幼少期から始めている。
ピアノもそうだけど音階の捉え方や指の開き具合といった基礎は幼少期からやっていると断然違いが出てくる。
幼少期にピアノをやっている妻は、私がバイオリンの音を外した時に音階を具体的に指摘する。
私は違いがよく分からない。
幼少期から「ピアノ」や「バイオリン」を始めていれば私も音階を聞き分けることが出来、もっと上手く弾けたかもしれない。
だがお題は「もっと早くやっておけばよかったと思う事」とあるから少々趣旨が違うけど、バイオリンの大きさは「1/4」といったように段階がある。
成長に合わせて大きくしていき、大人になると「4/4」と一番大きくなる。
当然私は「4/4」だ。
幼少期から始めるとそれだけお金がかかる。
またレッスン前に子供が練習している様を話している親が言うには、やる気がないとか、練習しないとか、マイナス面も目立つ。
実際に辞めた子も居る。
自分で先生に言いなさい、と辛いことを言われている場面も・・・。
親からすれば、幼少期から始めたのにやる気がなければ激怒もんだろう。
私は自分がやりたいと思ったことだし、お金が少々ある大人からだしと続けるには間違いない。
しかし幼少期から始めていた方が上達していた、というジレンマもある。
音楽は難しいもんだ。
きっと無理やりやらせるのではなく、コンサートに連れて行くとか、楽しそうにやっている場面を見せ、自分から「やりたい!」と思わせた方が良いのだろう。
私が実際「居酒屋にて目の前でバイオリンを楽しそうに弾いている「mille baisers(ミルベゼ)」」というユニットの影響で「弾いてみたい!」と思った口だし。
もし子供がいれば、無理やりではなく自分自身が音楽は面白いんだよ、と伝えたい。