タイトル:カリキュレーター
上映年:2016年
上映時間:87分
ジャンル:SF
制作国:ロシア
概要:「沼」に大部分が覆われた惑星にて囚人たちが「楽園の島」に追放される。しかし楽園の島へは未知の生物がはびこんでいる「沼」を通る必要がある。囚人たちは無事に楽園の島に辿り着けるのか。
正直、印象に残らない映画。
内容も薄く、ツッコミどころも多い。
しかしCGを駆使し、SF世界を演出している部分が見どころか。
まず、かっこいいSF世界が広がる。
高度に発展した世界が舞台。
かと思いきや・・・。
主人公らしき女性が、その街から脱出を試みるという独白から始まる。
つーか犯罪者??
「幸福の島」なるところへ徒歩で行くことが終身刑なのだとさ。
罪人は複数人。
当然、知らない人たちの集まりなので、無秩序。
主人公チームとその他に分かれて進むこととなる。
食料やザック、ロープ等をなんとか分配。
と思いきや主人公の相方が、食料等が入っていた箱が欲しいと言い出す。
んで、食料と交換で箱を手に入れる。
全然交換条件合ってない気が・・・。
ペアになって移動を続ける。
しかし、箱がめちゃくちゃ重そう。
持っていく必要あるの??
「沼」を経由しなければ幸福の島には辿り着けない。
男性は沼には来たことはないが詳しいとか。
ここを作った人とかかな??
男性は生き抜くことを考えているが、女性は男性運が・・・とか考えている。
本気で生き残る気あるの?
美人だが腹たってくる。
残った囚人グループが追いつき、箱をよこせとか言い出す。
男性が食料と交換で手に入れたものなのに。
全くもって傍若無人。
結局、箱は奪われずに済んだが、そんなに必要なの??
「希望の島」とは?
男性の正体は?
よくわからないことが多い。
その後、機械虫の大群が襲ってきた時に箱の中でやりすごす。
意外と便利だった。
しかしボコボコになったので、そこからは歩くのみ。
これのためだけに運んでいたのか・・・。
囚人の大半がどっちつかずの態度でイライラさせられる。
確かに極限の状況かもしれないが・・・。
主人公の女性も守ってもらっているのに男性に暴言を吐く。
全く観てらんない。
まともな人は男性しかいないのか。
ロマンチックに仕上げているけど、腹たつ展開であることが多い。
処刑側は男性を無期懲役にしたいのか、殺害したいのか。
よくわからない展開。
何だか理解が追いつかない映画でした。
そして女性の精神が不安定すぎてイラつくこと請け合い。