タイトル:リビング・デッド サバイバー
上映年:2018年
上映時間:93分
ジャンル:ホラー、スリラー
制作国:フランス
概要:元カノにカセットを受け取りに行く主人公。しかし、元カノはパーティーで忙しく、後でとかとにかく後回しにされる。剛を煮やし、自分で取りに行くが疲れて眠りかける。起きると、そこはゾンビが蔓延した街となっていた。偶然生き残った主人公はアパートに引きこもるが・・・。
ジャケットだけで観るのを決めるのが私流。
だが、今回はジャケット詐欺。
タイトルからするとゾンビサバイバルホラー。
ジャケットも併せて、ゾンビ蔓延る街を装備充実した男とヒロインが旅するのかー。
と、思いきや。
真実はゾンビに囲まれた青年がアパートを出ず、あれこれ楽しく過ごすお話。
主人公はアウェーなパーティー会場で女性から忘れ物を受け取る様子。
しかし「待ってて」と言われても、全然持ってきてくれない。
仕方ないから自分から取りに行く。
酷い女性だ。
ひとまず、映画スタート直後は平和?な世界。
探し疲れて眠りかける主人公。
起きると家が大惨事。
家具はめちゃくちゃ。
壁は血だらけ。
知り合いが居ると思いきや・・・
ゾンビでしたー。
街中もゾンビだらけ。
よく無事だったな・・・。
内鍵締めてただけなのに。
感染源、感染経路が全く分からん。
一晩でこんななるか??
いや、バイオハザードもそんなだったか。
2は一晩で警察署廻りがゾンビで溢れてたもんなー。
ひとまずサバイバルには食料、武器、安全な住居の確保ですよね。
あと、情報は入手出来ないのかい?
ニュースとか。
全然テレビ出てこないけど。
しかし主人公は銃一丁持ってないけど、大丈夫??
銃一挺ではゾンビに囲まれると、秒殺されることは、様々な映画で調査済み。
ゾンビの生態も調べたいところ。
やることは多い。
一晩の出来事だったから、当面食料はなんとかなるだろう。
安定した安全地帯の確保は難しそうだ。
様々なゾンビ映画化・ドラマでもそんな場所はない。
見る限り、ほっとくとゾンビは大人しい。
音に敏感。
色々準備してるけど、何を使って何処にいくのかね??
安全な場所なんてあるのだろうか。
孤独な生活。
でも死者に対する畏敬の念は忘れない。
悪夢に悩まされる一方で、アパート内をランニング。
それなりに満喫するようになってきたようだ。
水は屋上で雨水を貯める。
本当は浄水しないと飲めないと思うが・・・。
こういう映画を見ると必ず家族、彼女の存在を思い返す。
真っ当ではなく、不意に生死を分けた前妻の存在。
そんな体験二度とゴメンだ。
今の彼女と結婚することになり、そしてこの映画のような状況に追い込まれた場合どうするか。
少なくとも彼女と。
出来れば家族みんな安全に生活したい。
そんなことを考えていたら、主人公が猫のために外出。
そして、うっかり感染疑惑。
自分を撃とうとするが・・・。
誰もいない。
食料も少ない。
ゾンビすら見かけなくなった。
とうやら脱出を計画しているみたい。
気が狂いそうなこの街で良くやってるよ。
ホント。
ほぼアパート内での暮らししか映らないけど主人公の心情の変化が表れており面白い。
いかにゾンビ溢れる世界を愉しく生きようとしているかが観て取れる。
ゾンビの動きがラストオブアス。
ステルスするのも。
ウィルス?関連は謎だらけだが、よしとしよう。
たんたんとしているのに引き込まれる映画でした。
でも、この先どうすんの〜??