kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

(映画)「ドアロック」を観た

タイトル:ドアロック

上映年:2018年

上映時間:103分

ジャンル:ホラー、スリラー

制作国:韓国

概要:都心の古びたマンション、女性の一人暮らしの部屋に見知らぬ誰かが部屋のドアロックを操作する。女性は友人の助けや引っ越しを経て、不審人物から逃げようと試みるが・・・。

 

 

物語初っ端は女性がとあるマンションに帰宅するところ。

部屋に入るも電気が付かないみたい。

スマホのライトを頼りにするが何故か冷蔵庫を見に行く。

普通ブレーカじゃない??

大切なアイスでもしまっていたのだろうか・・・。

その後、後ろから男に襲われるのであった。

 

場面は変わり銀行員の女性。

こちらが主人公。

素っ裸の男性と一緒に寝ているのだが女性はパジャマを着ている。

腕時計の目覚ましで男性は起きて、朝食を食べ、シャワーを浴びる。

何故男性だけ裸なの??

女性はいつも寝起きがスッキリせず遅刻寸前。

朝食はシリアル。

韓国もアメリカみたいな朝食なのだろうか。

玄関には靴が二足。

男性用と女性用。

パタパタと出掛けていく。

男性は居残りかな??

 

会社での成績は優秀。

しかしもっと積極的に営業してみては?とアドバイスをもらう。

銀行員の窓口って保険の営業するのか・・・。

振り込みをしに来たお客さんに積み立て保険の営業をする女性。

しかしタイミング悪く営業し損ねたかと思った瞬間、お客さん激怒。

色目を使ってきただの、通帳見てお金がないの分かったらやめただの。

やべーお客さんに捕まってしまった。

課長が出てきて何とかその場を収める。

課長ちゃんとお仕事してますやん。

友人によると課長は主人公に気があるとか。

 

家に帰る主人公。

どうやらドアの鍵がおかしい?誰かが触った形跡がある?少なくともカバーが上がっていた。

ナンバー式のドアロックなのだが、閉めて開けてを繰り返している。

さらにボタンの指紋を拭く徹底ぶり。

だがU字ロックは閉めないという間抜けなところも。

 

ある夜にドアをガチャガチャどんどんされる。

だからU字ロックをしろと。

ドアスコープ見ても誰もいない。

ドアを開き、廊下を見渡す。

死角に犯人いたらどうすんだよ。

ホント不用心。

即警察を呼ぶ。

しかし警察は不遜な態度。

被害がなければ何も出来ないと。

そりゃそうだ。

でも、態度悪すぎるだろうと思ったら、以前に何度も通報していたみたい。

 

管理人がいるほどのマンションなので、当然監視カメラはある。

誰がドアを叩いたくらいは分かるよね。

管理人に見せてもらえるよう確認はするけど、出勤前だったから断る。

帰宅時に確認すれば良いのに・・・。

 

だが、誰も味方してくれない状況は不安だよね。

警察も大変だろうが、もっと味方してくれて良いと思うが。

 

部屋を色々と捜索してみると、家具の下から鍵を発見。

カードタイプだが何処の鍵かしらん。

そういえば誰かが、同じマンション内の人が間違ってドアを開けようとするケースはあるよ、と言っていたのを思い出す。

そこから謎の行動力を主人公は発揮。

マンション内の各室のベルを鳴らす。

留守だと確認したら手に入れたキーを当ててみる。

そして、ついに該当する部屋を発見。

ちょうど主人公の上の階の部屋。

これまた不用心にも単身乗り込む。

人はいない。

それどころか埃が溜まっている。

何故そんな部屋の鍵が主人公の部屋の家具の下に??

 

引っ越しの準備を進めつつ、謎の人物を追う主人公。

友人だけが味方な状況。

そして恐怖の事実が明かされる。

実は主人公は寝た後に男性に睡眠薬で眠らされていた。

そして裸の男性と添い寝をされ、シャワーを使われ、シリアルを食べられ、歯ブラシも使われていたのだ。

寝起きが悪いのは睡眠薬の影響か。

期間は不明だが、本人が知らない同性をしていたのだ。

 

犯人の男性は不明。

そのストーカー行為を警察に何度も相談。

相変わらず警察は乗り気ではない。

しかし犯人候補が挙がれば別だ。

・銀行にて営業したら怒鳴ってきた男性

・直属の上司

が明らかに主人公に好意を示した人達。

すぐに通報するが明らかな証拠が見つからない。

女性を保護せずに、犯人候補のことを「あとは指紋だけだ」とか「あとはDNAだけだ」とか言って曖昧にするから大変なことが起きる。

 

結局、犯人は予想の範疇だった。

しかし不気味なホラーと隠れて逃げるホラーはなかなかのもの。

特に隠れて逃げているところはステルスゲームを彷彿とさせる。

ベッドの下に隠れたり、テーブルを中心に犯人に気づかれないよう屈んで逃げたり。

ドキドキもの。

 

あと、不明な点も多いが映画にはよくあることだろう。

上の階の鍵が何故主人公の部屋にあったのかとか。

 

ホラーとしてもサスペンスとしても楽しめました。