kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

(映画)「RUN/ラン」を観た

タイトル:RUN/ラン

上映年:2020年

上映時間:90分

ジャンル:スリラー、ホラー

制作国:アメリ

概要:ある郊外の一軒家で暮らすクロエ は、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。しかし地元の大学への進学を望み自立しようとしていた。そんなある日、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感を抱き始める。ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。クロエの懸命な調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だったのだ。クロエは母親から逃げようとするが、その行く手には想像を絶する試練と新たな衝撃の真実が待ち受けていた…。

 

 

RUN/ラン(字幕版)

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煽りが衝撃のラスト!とか書かれると嫌になってしまう。

まあ、いいやどれくらい衝撃なんでしょうね。

 

 

強い母親だ。

どうやら娘クロエは生まれながらに様々な障がいを持って生活してきている様だ。

下半身麻痺、蕁麻疹、筋力、糖尿病、不整脈等。

17年家で生活し、勉学もして大学受験もしている優秀さ。

さらにはハンダゴテも使いこなす。

チョコをちょろまかす小賢しさもある。

ホントは糖尿病的にダメだけど・・・。

 

ある日、母親名義の薬を飲まされている事に気づく。

高いところにある薬を調べようと自作のロボットアームを使う。

名前はトリゴキシン。

でも自分名義。

クロエと書いてある、と思ったら上書きされていた。

下には母親の名前。

何故、わざわざ母親名義で処方するのか。

その次の薬を飲むときには、飲んだフリしていた。

クロエ行動力ありすぎ。

 

そして夜中にはパソコンでトリゴキシンを検索。

だがしかし。

Google Chromeを開いた結果、「インターネットに接続されていません」。

やったな母親。

母親の行動力も素早い。

 

翌日パソコンを使ったことを母親に打ち明ける。

用途を聞かれるもの機械工作の部品について調べたかったと誤魔化す。

 

薬局に電話を試みる。

繋がったら料金がかかると言われたとたん電話を切る。

料金発生して、何かに使ったとバレないためか?

だとすると賢すぎる。

 

続いて知らない人へ電話。

なんとか誤魔化して薬を調べもらう。

結果、名前の薬と違うことが発覚。

 

さらに知恵を働かせて、映画を観たいと提案。

トイレに行っているフリをしてご用達の薬局へ。

直接薬を持って行って調べてもらう。

母親の薬だと言うと、一旦は拒否される。

そらそうだ。

だが、モノを見つけるゲーム中で次が母親の薬だと嘘をつく。

ホント咄嗟に嘘をつくのが上手い!

でもそれじゃあ教えられないでしょ、と思ったが薬剤師さん教えちゃった。

まじかよ。

それよか薬が問題。

 

実は犬用の薬で、人が飲むと足が麻痺するとか。

ここで母登場。

人払いをした後にクロエの足に何かを注射。

たぶん睡眠薬か?

 

母親の行動が怪しすぎて、逆にクロエを守ろうとしているのではと思われる。

 

クロエは部屋に閉じ込められる。

ピッキングして鍵を開けるも裏ではモップで固められている。

どうする!?

 

まさかの窓から脱出。

屋根はそこそこ広いが、下半身動かないんだぞ。

パンダゴテと毛布を持ち、水を口に含みながら。

どういことかと思ったが、ハンダゴテで窓を加熱し水を吹きかけ冷却することで窓を割った。

割った窓の破片が当たらない様に毛布をひく。

賢すぎてびっくり。

 

母親もやりて。

車椅子用のエレベーターの電源を切っている。

 

階段を転げ落ちるクロエ。

しかし、そのときに気づくのであった足先が動いたのだ。

本当にトリゴキシンもどきの効果が切れたのか。

 

逃げ出すクロエ。

途中で知り合いに助けてもらう、寸前で母親登場。

知り合いの首に注射する。

完全に犯罪者だな。

 

クロエは気づくと自分の部屋。

そして大学の合格通知。

動揺するも喜べない様子。

 

クロエの部屋にかくされた箱には衝撃の事実が。

クロエの生後2時間の死亡診断書、クロエが走っている写真、病院から新生児が誘拐された新聞。

ちょっと都合がいいくらい証拠出てくるけど、まあいいや。

 

その後、母親に訳の分からない煮込まれた物を注射されそうになる。

なんとか逃げるが薬品庫に閉じ込められる。

そこでとったクロエの行動とは!

有機リン酸(毒物)を飲むことだった。

 

薬を使った攻防が繰り広げられる。

 

病院にてクロエは目を覚ます。

自殺未遂という扱いで、母親には会っていない。

精神科の先生に話せればいいのだが・・・。

 

一筋縄ではいかないよねー。

一瞬の隙に母親がクロエを誘拐。

 

逃げる母とクロエ。

そこでクロエは見つける。

自分の行きたかった大学の広告を。

可能性は無限大だと。

自分の足で踏ん張り母親を邪魔する。

 

そして、母親はお縄。

クロエはリハビリ中と。

 

クロエの機転の効かせ方が面白い。

感想書いている暇があんまり無かったくらい。

クロエ出世に関する証拠が何故分かりやすいところにあったかだけ謎。

基本的に面白かった。

ちょっと無理がある設定も多かった。