kappiiのグリーフとか

32歳の時(2018年)に亡くした妻へのグリーフ

(映画)「死霊匣 SHIRYOBAKO」を観た

タイトル:死霊匣 SHIRYOBAKO

上映年:2019年

上映時間:87分

ジャンル:ホラー

制作国:イギリス

概要:古いびっくり箱が発見され、町の博物館に寄贈される。博物館で働くケイシー・レイノルズは、このびっくり箱を開ける。ある日、ケイシーは箱に収められていた不気味なピエロの異変に気づく。ピエロが勝手に動き、こちらを見つめていたのだ。生きているのではないかと疑う。しかし惨劇の幕はあがった。同僚が1人、また1人殺されていく・・・。

 

死霊匣 SHIRYOBAKO(字幕版)

死霊匣 SHIRYOBAKO(字幕版)

  • イーサン・テイラー
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私はピエロ映画が苦手かもしれない。

「怖い」という意味ではなく、「面白み」を感じない。

ただ殺戮を繰り返すクレイジーなピエロが毎回出てくるイメージなのである。

今回も似たようなものだが、特徴的なのはタイトル通り「箱(匣)」がメインであること。

ちなみに最初タイトルを見た時は日本映画かと思った。

ローマ字でSHIRYOBAKOはないだろ・・・。

原題は「The Jack in the Box」。

いいじゃん原題で。

なんで変えたかな〜。

 

ストーリーは、とある土地で金属探知が趣味のおじさんが「死霊匣」見つける。

映画中では「びっくり箱」と呼ばれる。

箱を開けるとピエロが出てくる奥さんが大層気にいるので家に飾る。

しかし奥さんはピエロに襲われることとなる・・・。

 

そして場面は変わり、博物館で新しく働くとになった主人公「ケイシー」へ。

ケイシーは歴史好きで博物館の仕事にはうってつけ。

そんなある日、博物館へ「箱」が届く。

それは冒頭の「びっくり箱」だった。

文字を合わせたら箱が開いてピエロが出てくるから「びっくり箱」と呼ばれているんだと思う。

確かに到着時は文字が違ったが、少しいじったらすぐ「JACK」に合っちゃった。

なんだそりゃ。

 

その後、博物館には強盗が入るが「びっくり箱」襲われる。

文字通り跡形も無く。

そんなことが出来るのか??

同じように一人また一人と襲われる。

 

ケイシーも襲われるが、何故か殺されない。

そしてまた犠牲者が・・・。

 

ケイシーはこの問題を解決するため、最初のおじさんのところへ行き、封印の仕方を教わる。

しかし封印の儀式を行う時にピエロの一部が外に残っていてはいけない。

おじさんは何回も言う。

これはフラグだな。

ラストの展開見たり!

 

面白そうな設定なのだが、納得いかない展開が少々あった。

ピエロが襲う時、跡形も残さない場合とぐっちゃぐちゃにしていく違いとか。

ケイシーが契約者だから殺されなかったけど、最初のおじさんが契約者じゃないの?とか。

と、思ったけど、おじさんは封印の仕方を知っていたし一度封印したから契約者は仕切り直しになったんだな。

そして嫌がらせのように博物館に送ったんだな。

警告でも添付すればいいのに・・・。

文字を合わせるギミックも活かせられていないし、惜しい作品だと思う。

あとピエロである必要性がない。